六 誰が隠したか米蔵の米 恭子(雑)
七 夏の月素知らぬ顔で俳句よむ 櫂(夏・月)
八 撃ち続けたる下手な鉄砲 一郎(雑)
九
【付句候補】
朝ドラのヒロイン応募十回目
札束を内ポケットに忍ばせて
能舞台つつみの音もはなやかに
忘れた頃放蕩息子帰り来て
おまへもか総理答弁嘘ばかり
とりあへず晴れて大学生になる
やうやくに授かる男の子御部屋様
マッチングアプリの恋に身を焼いて
人格も品格もなく大統領
5回目で悲願がかなう総裁選
口火切る翔平の大ホームラン
片方の靴も売る気の啖呵買
次々と手当たり次第プロポーズ
X使ひ目指すノーベル平和賞
うたた寝の夢から覚める議員席