【初表】
発句 花巡るいつぽんの杖ある限り 黒田杏子(春・花)
脇 霞さすらふ山姥となれ 酸模(春)
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【付句候補】
・⚪︎
春山駆ける山姥となれ
・△
海広々と霞たなびく(嘉子)
奥千本は野馬の中(陽子)
留守をあづかる仔猫三匹(善子)
・×
木の芽田楽春慶に載せ
おかつぱ頭を濡らす春雨
おかつぱ吹かれ春の大風
陽炎に見ゆ古人の姿
草餅分けん同行二人
おかつぱ頭包む春帽子
お菓子とりどり遠足の子ら
春雪踏んで白河関
水の扉をくぐる若鮎
空を自在に初つばくらめ
奥駈道も陽炎の中