姫はじめの巻/名裏/五_再募集①
二 玉手箱から煙たちのぼる 松太(雑)
三 八十を過ぎてまうけし子が三たり 松太(雑)
四 わらび肴にけふも晩酌 陽子(春)
五 吉野山うち烟らせて花ふぶく 陽子(春・花)
次は挙句!
四、修正。
【付句候補】
・⚪︎
み吉野をうち烟らせて花ふぶく
・△
花を詠み花を称へて一生過ぐ(光枝)
法螺貝の奧駆け道は花吹雪(遊歩)
・×
花守のごちて眺むる花の山
青空へ総身伸ばして花大樹
呆けたり落花心を奪ひけん
明け方の夢のつづきか花吹雪
失恋の乞食坊主に花ふぶく
花の湯に沈めてさくら色になる
呆けたり落花心を奪ひけん
朝ぼらけあをき静寂の花一樹
しんかんと一夜のうちに花の庵
いざ心咲き満つ花のただなかへ
散りて今花弁ひとつの重さかな
家苞に花の吉野で葛買うて
花会式花花花や花の奈良