姫はじめの巻/名裏/挙句
三 八十を過ぎてまうけし子が三たり 松太(雑)
四 わらび肴にけふも晩酌 陽子(春)
五 吉野山うち烟らせて花ふぶく 陽子(春・花)
挙句 櫻花壇もカフェとなる春 慧(春)
めでたく満尾。
4月1日、カフェ櫻花壇が店開き。
来年はあの大広間で句会ができるかも。
それもみなさまのご精進次第?
【付句候補】
・⚪︎
さくら花壇も陽炎の中
・△
・×
汗と涙の春甲子園
闇の奥から雉のひと声
心に描く無何有の郷
この世の果てに遊ぶ野馬
光となりて胡蝶舞ふなり
石の仏に供ふ草餅
春場所終へてはや朝稽古
爺と婆とで分ける草餅
三代続く花鳥画の家
復活祭へ泥濘の道
古木刻んで親雛子雛
風に乱れる佐保姫の裾
妻と惜しまむ残生の春
茶粥ひと匙喉に春風
あちらこちらに恋鳥の唄
名残の雁が遥か彼方を