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俳句的生活

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ネット投句/軽井沢ズーム句会(2015年5月5日)

俳句的生活 投稿日:2021年5月19日 作成者: KAI2021年5月19日

長谷川櫂選
・一座目
【特選】
目を丸くして走り出す羽抜鶏    片山ひろし
噴水やかたち無き水楽しげに    安藤久美
軽鴨の子水輪競べの限無しや    湯浅菊子
湯のやうな六反五畝や田草取る   園田靖彦
【入選】
黒揚羽今宵いづこの花の床     玉置陽子
バタフライ背泳もあり鯉幟     園田靖彦
水ゆらし岩魚のひかり溯る     梅田恵美子
きりきりと粽束ねて立たせあり   高角みつこ
蛇渡る濁れる沼を音もなく     片山ひろし
木端から箸置き作るこどもの日   花井淳
飛ばされて麦わら帽子捕まらず   上田雅子
黒砂糖添へてあく巻届きけり    池田祥子
ひと夏を過ごす木陰やハンモック  上田雅子
ずっしりと深山のごとき草の餅   岩井善子

・二座目
【特選】
夢の中まで薬玉の香るかな     岩井善子
広縁を暗うして咲く楝かな     密田妖子
薬玉や不老長寿の愚かしさ     湯浅菊子
薬玉のかんばしき香の我が家かな  安藤文
夕星の通ふ空あり花あふち     玉置陽子
子の摘みし草ぐさ添へて五月玉   藤岡美惠子
【入選】
薬玉や嬰に持たせる五色の緒    玉置陽子
薬玉や玉座にあがる武則天     北側松太
五月玉男子も女子も健やかに    上田雅子
天辺は日輪の中花あふち      稲垣雄二
庭からの風香らせる長命縷     越智淳子
退職者なれど日々あり花あふち   湯浅菊子
避病院跡花あうち散るばかり    丸亀葉七子
夜の更けてしんと垂れあり薬玉   高角みつこ
五月玉ながながき尾は神代より   安藤久美
喜寿越えて後は薬玉たてまつる   園田靖彦
寺町に練る墨の香よ花袴      高橋真樹子
籠り居てつまらなき日々楝の花   安藤文
親越えて大きく育て五月玉     稲垣雄二
うつうつと日の移りゆく花樗    松川まさみ
せんだんの花散る頃か君の郷    上田雅子
水をのむのどうつくしきはなあふち 三玉一郎
業平の世とはかくやか五月玉    高角みつこ
薬玉の薬臭きも有難く       上田雅子
薬玉の力を信じ生きんとす     園田靖彦

ネット投句(2015年5月15日)特選と選評

俳句的生活 投稿日:2021年5月17日 作成者: KAI2021年5月18日

・大渦の底見せて欲し観潮船(曽根崇)、特選のこの句の中七は「見せて欲し」ではなく「見えたり」としたほうがいい。
・ただ私が直すと、作者を縛るので、ご自分で句を見て、ここをこうすればいいと気づいてください。
・それを推敲といいます。
・選外を含め、ほかの句も同じです。

【特選】
山瀬来る抗う風車一基あり  01_北海道  村田鈴音
この初夏の素晴らしき日に何もせず  13_東京  森徳典
ひなげしやしばし留めん車椅子  13_東京  櫻井滋
蟻地獄しづかに数を増やしけり  14_神奈川  三玉一郎
今年まだ箱を出てこぬ夏帽子  14_神奈川  三玉一郎
夜を鳴く時鳥明日吾は歩けるか  20_長野  柚木紀子
妖精に会へずに老いし薔薇の花  21_岐阜  夏井通江
碧玉をもてあそぶ如新茶汲む  27_大阪  澤田美那子
フクシマの声なき声や五月闇  28_兵庫  千堂富子
泳ぎ疲れは父親ならん鯉のぼり  28_兵庫  藤岡美惠子
噴水を揺さぶる風や飛沫降る  28_兵庫  髙見正樹
水楢の水が誘ふや更衣  29_奈良  喜田りえこ
更衣青空近くなりしかな  33_岡山  齋藤嘉子
大渦の底見せて欲し観潮船  37_香川  曽根崇
すかんぽやみんな貧しき日の記憶  37_香川  曽根崇
散りてなほ唐紅の牡丹かな  42_長崎  川辺酸模
泰山木唐変木も花開く  44_大分  山本桃潤

古志金沢ズーム句会(2021年5月16日)

俳句的生活 投稿日:2021年5月17日 作成者: dvx223272021年5月17日

第一句座(当季雑詠)
・鬼川こまち選
【特選】
去り去られ気楽なりけりアマリリス 松川まさみ
百代を寺住みの蛇あをあをと    泉早苗
母の日や嬉しきときに母は泣き   宮田勝
この地球転げ落ちたり蟻地獄    山本桃潤
藤垂るる野点の真下活断層     密田妖子
大いなる滴りとなり磨崖仏     玉置陽子
梁の裏大工の名こそ涼しけれ    安藤久美
空豆は口をそろへて歌ふなり    長谷川櫂
【入選】
薫風よがさがさの世に吹き渡れ   間宮伸子
漂ひて海の嘆きを聞く海月     山本桃潤
新緑へ大鼓の音のあふれ出る    密田妖子
蛇の衣たびたび脱ぐは羨まし    松川まさみ
メロディとともに湯の沸く古茶新茶 佐々木まき
蘊蓄を傾け新茶そそがるる     佐々木まき
落し文院の衰亡明らかに      酒井きよみ
籠に摘む五月の森の言葉たち    山本桃潤
籠らねばならぬ簾をあをあをと   安藤久美
今年竹青天井をまだ知らず     田村史生
侘住みも長者ぶりなり柿若葉    酒井きよみ
上げ潮や植田千枚波打てり     梅田恵美子
端居して昭和に消えぬ闇いくつ   趙栄順
物置に眠り続ける鯉幟       密田妖子
代る代る母のエプロン母の日よ   氷室茉胡
烏賊釣火に怒りの墨の届かざる   氷室茉胡
漁師町夏の香りの醤油蔵      花井淳
岩はしる蜥蜴ときどきよそ見せり  梅田恵美子
夏鶯さよならの無き死別かな    間宮伸子
蚊帳吊つて蒼き地球に眠るかな   趙栄順
登山靴の紐締め直す八合目     氷室茉胡

・長谷川櫂選
【特選】
滴滴と深山のこゑ新茶汲む     玉置陽子
皺の手に大吉相や夏来る      田村史生
蚊帳吊つて蒼き地球に眠るかな   趙栄順
【入選】
化粧箱に母の遺せし蛇の衣     密田妖子
籠に摘む五月の森の言葉たち    山本桃潤
咲き初めてもの云ふごとし薔薇   近藤沙羅
あつらへしごとき夕月冷し酒    篠原隆子
母の日や嬉しきときに母は泣き   宮田勝
田植どき雨もきよらか大八州    酒井きよみ
初つばめ加賀には千の美田あり   安藤久美
新緑や奈良漬三切れ麦飯に     花井淳
代る代る母のエプロン母の日よ   氷室茉胡
今出でし蓮の浮葉に水の玉     間宮伸子
大いなる滴りとなり磨崖仏     玉置陽子
ぼうたんのねむしねむしと打ち崩れ 鬼川こまち
細胞がきらきら目覚む五月かな   間宮伸子
カーネーション朝一番の卓上に   宮田勝
まぼろしの尖塔へ舞ひ夏の蝶    玉置陽子
岩はしる蜥蜴ときどきよそ見せり  梅田恵美子
木の花の白さ松本たかしの忌    篠原隆子

第二句座(席題:梅酒、白)
・鬼川こまち選
【特選】
白といふ大いな力夏来る      山本桃潤
日のしづく月のしづくの梅酒かな  趙栄順
梅の実のみな酔うてゐる梅酒かな  長谷川櫂
陽を浴びて卯の花白き小山めく   密田妖子
汗かいて子にほとばしる乳白し   安藤久美
黄金の梅酒飲まずに逝かれしか   稲垣雄二
【入選】
集ふ日へ梅酒の琥珀深みゆく    安藤久美
風まとうやうにふはりと白シャツを 酒井きよみ
深沈と梅酒の醸す未来かな     梅田恵美子
白シャツの内灘の夏射撃跡     宮田勝
老年にいくばく壮気白きシャツ   越智淳子
さりげなく白シャツで来る男かな  酒井きよみ
まつさらに晒せ白服も魂も     篠原隆子
白靴の汚れは今日の練習量     氷室茉胡
地の神の宿りて白し冷奴      清水薫

・長谷川櫂選
【特選】
梅酒けさ梅一粒の沈み初む     越智淳子
京都へは行かず仕舞ひの白絣    花井淳
老年にいくばく壮気白きシャツ   越智淳子
【入選】
白といふ大いな力夏来る      山本桃潤
集ふ日へ梅酒の琥珀深みゆく    安藤久美
日のしづく月のしづくの梅酒かな  趙栄順
還暦の真白きシャツをぬける風   篠原隆子
大瓶の梅酒賜るよき日かな     近藤沙羅
白薔薇の氷のつぼみ香るかな    趙栄順
遺産分け梅酒一瓶貰ひけり     稲垣雄二
雨安居やすずしの白の僧坐せり   泉早苗
梅酒飲む女性ホルモン末永く    間宮伸子
汗かいて子にほとばしる乳白し   安藤久美
白服や物干竿も色めかん      田村史生
白靴に心も足もうきうきす     佐々木まき
風通す母のなじみし白絣      佐々木まき
大仏の胎内めぐる白きシャツ    間宮伸子

#005想定外(木下洋子)

俳句的生活 投稿日:2021年5月13日 作成者: dvx223272021年5月13日

 5月12日の大阪府のコロナウイルスの新規感染者数は851人。1000人を超える日が続いていたことを思うと多少減少傾向にあるかと思うが、40代~90代の男女50人が死亡している(過去2番目に多い)。入院先が見つからず待機中に急激な病状悪化により亡くなっている人も含まれる。重症者は389人で前日(5月11日)から12人減少し、重症病床使用率は97.5%になった。ただし重症病床が足りずに、重症者44人が中等症病床で治療を受けている。

 これを「医療崩壊」と言わずになんと言うのだろう。「医療崩壊寸前」「逼迫」ではない。吉村知事は、一年以上コロナ対策に懸命に取り組んできたと思う。吉村氏の説明は熱意を感じさせたし、府民も信頼を寄せ自粛してきたと思う。そのうち収束に向かうと思っていたら、今年に入って、コロナウイルスの変異株が世界中に広まり、日本、特に大阪はあっという間にこの惨状である。

 結果論かもしれないが、2月末で緊急事態宣言を1週間前倒しで解除したのは間違いではなかったか。確かに感染者数は2月28日時点で、重症者は90人。重症病床使用率は40.7%になっていた。経済が立ち行かなくなると自殺者が出ると言われて、そうかなと思った。が、解除後あっという間にリバウンドした。

 従来型なら解除しても何とかなったかもしれないが、変異株の感染力は「想定外だった」と府の幹部が言っていた。この「想定外」の発言にショックを覚えた。国や自治体のトップは、この「想定外」を考えておくのが仕事ではないのか。東日本大震災で、原発事故を起こした東京電力のトップも「想定外の大地震と災害」と発言した。クリーンで安全と言い切っていたのは何だったのか。「想定外」で弁明されたら犠牲者は救われない。

 今回、日本の感染症に対する医療体制が十分でないこと、ワクチンも国内で速やかに作れる体制ではないこと、政府のリスク管理の脆弱さが露呈した。「想定外」を考えていない国で、そのうち何とかなるだろうと問題意識を持たなかった自分を反省している。「想定外」に対応できる国になるには、一人一人が問題意識を持たなければならないと思う。(2021年5月13日、木下洋子)

#004垣間見える選挙対策(青沼尾燈子)

俳句的生活 投稿日:2021年5月11日 作成者: dvx223272021年5月13日

 医療従事者、義務教育教員(幼稚園教員を含む)、保育士、警察官、緊急車両従事者、ごみ収集作業員、市区町村職員、葬儀社職員、公共交通、タクシー運転者(その他公共交通従事者も)、出入国管理職員、等々、ざっと上げてみた。現下のコロナワクチン接種で、優先されるべきと私が考える人々。もちろんこれらの職種において現場で作業する方々である。現行ワクチンが本当に有効であり、かつ日本へは徐々にしか入ってこない前提での話。

実態はご存じの通り。高齢者優先とオリンピック関係者の特別扱い。未接種の医療従事者が高齢者にワクチン接種というブラックユーモアがまかり通っている。私自身、間もなく後期高齢者となる身だが、先に列挙した方々の優先接種を心から求める。多くの高齢者の皆さんは如何? 

総選挙が控えている。投票権者の3割以上を占める高齢者を優先するコロナワクチン接種。そして強引にオリンピックを断行。非参加国も出るだろうから、日本のメダルラッシュはありうる。そうすることで総選挙に突入する。現政権としては、実は延命策はそれしかないことが垣間見える。

真に「国民の命と暮らしを守る」体制とは程遠いことは、その高齢者ワクチン接種の申し込みをめぐるゴタゴタが、はかなくも証明している。「垣間見える」と書いたが、私たち国民は「見抜く」ことが大切だと思う。(2021年5月11日、青沼尾燈子)

ネット投句(2021年4月30日)特選と選評

俳句的生活 投稿日:2021年5月11日 作成者: KAI2021年5月11日

・誤りや推敲の余地があっても、とるかとらないかだけ判断します。
・かな遣いも直しませんので、ご自分でお考えください。

【特選】
日常の面倒横に朝寝かな  12_千葉  谷口正人
惜春や終のドライブ老妻と  13_東京  森徳典
カツ丼食ふ春の憂ひをはらふべく  13_東京  神谷宣行
眩しさの麦烏賊の箱競り落とす  13_東京  西川遊歩
石まるくまるく研くや春のみづ  13_東京  長井亜紀
たけのこや自粛生活もとうに慣れ  15_新潟  安藤文
クロッキーに己が左手春深し  17_石川  花井淳
よそゆきの顔となりたる春日傘  17_石川  岩本展乎
聖書いづくに水ぬるむ最晩年  20_長野  柚木紀子
一口に食べられさうな雨蛙  26_京都  佐々木まき
燕より気持ちよき鳥ほか知らず  27_大阪  高角みつこ
世の中は不思議いつぱいさくらんぼ  29_奈良  喜田りえこ
責任を取らづ逝きけり昭和の日  29_奈良  喜田りえこ
村ぢゅうの戸があいてゐる茶摘どき  37_香川  曾根崇

古志鎌倉ズーム句会(2021年5月9日)

俳句的生活 投稿日:2021年5月10日 作成者: 田中 益美2021年5月11日

第一句座
•藤英樹選
【特選】
まだ動く新婚からの冷蔵庫      森永尚子
木漏れ日にまみれて遊ぶ鹿の子かな  澤田美那子
白牡丹水晶の水こぼれけり      長谷川櫂
はつなつや花は白から金色に     川村玲子
【入選】
一木をしめあげのぼるすひかづら    川村玲子
夏みかん昔のままの酸つぱさよ     木下洋子
大皿に茗荷大葉や初鰹        田中益美
笑ふ嬰に父母も笑ふや更衣      木下洋子
その名佳し花はなほ佳し白雲木    金澤道子
勤勉が腕振つてゆく昭和の日     喜田りえこ
北斎の青を透かして心太       関根千方

•長谷川櫂選
【特選】
母の日や母はうるさきものと知れ   澤田美那子
寝過ごしてしまつた顔のはじき豆   澤田美那子
しんしんと地球に朝や夏木立     西村麒麟
【入選】
木の花の匂ひ重たし更衣       金澤道子
うかうかと黴の御殿の主たり     わたなべかよ
顔ひとつ水中眼鏡に吸ひ付かれ    西川遊歩
咲き満ちてまさしくなんぢやもんぢやの木 金澤道子
緊急事態宣言中も浮巣見に      わたなべかよ
まだ動く新婚からの冷蔵庫      森永尚子
更衣十年をまた新鮮に        葛西美津子
江東に潮の風ふく更衣        森永尚子
薫風やもはや用なき旅鞄       曽根崇
木漏れ日にまみれて遊ぶ鹿の子かな  澤田美那子
さ牡鹿に憂さのはじめの袋角     澤田美那子

第二句座 (席題:昼寝覚 、代田)
•藤英樹選
【特選】
一面の代田のゆきつく日本海     森永尚子
飯なにとすぐ言ふ夫の昼寝覚     長井はるみ
枝先に雨の名残や昼寝覚め      金澤道子
夕暮れにまた一巡りする代田     澤田美那子
一生のこと何もかも代田べり     長谷川櫂
【入選】
大代田富士の全容映しけり      長谷川櫂
鯉と大河をおよぎつくして昼寝覚   川村玲子
朝の日に水閑もれる代田かな     葛西美津子
天涯の崖から落ちて昼寝覚      川村玲子
代田づくり機械にまかせ涎れ牛    神谷宣行
代を掻く息荒々と三歳馬       長井はるみ
一村の沈むばかりの代田かな     曽根崇
西国のまん丸き山代田かな      藤原智子

•長谷川櫂選
【特選】
けぶる如五月の雨の代田かな     澤田美那子
たましひのひるがえりけり昼寝覚   川村玲子
夕暮れにまた一巡りする代田     澤田美那子
【入選】
我といふ役にも飽きて昼寝かな    関根千方
飯なにとすぐ言ふ夫の昼寝覚     長井はるみ
天涯の崖から落ちて昼寝覚       川村玲子
田水張る白山颪まだつめた      藤英樹
しづかさを探しては猫また昼寝    関根千方
つぎつぎと水張られゆく代田かな   おほずひろし
羽越線代田の上を滑りゆく      藤英樹
昼寝覚小さき蟹が歩きをり      西村麒麟
空うつすしずかな代田あるばかり   仲田寛子

#003日常にある医療環境の崩壊(駒木幹正)

俳句的生活 投稿日:2021年5月9日 作成者: dvx223272021年5月10日

 現在、小生が勤務する医療機関は病床400床の地域中核医療センターですが、県の中央病院・大学病院等がCovid-19感染者重症例の治療に取組んできた中、収容能力を越えてしまいました。

 中等症以下の方の治療を行ってきた当センターも、重症患者を4月中旬から受け入れ始めました。併せてセンター近在の学校でも大規模なクラスターが発生。これらの結果、学校生徒の家族の当センターへの出勤停止に加え、Covid-19重症入院患者は1対1以上の看護師配置が必要なため、一般病棟の看護師従事者数が低下、かつ内科系医師の連夜にわたる救急対応・日勤診療に占めるCovid-19感染症病棟での激務によって、遂に一般病棟の一部閉鎖の止む無きに至りました。われわれ外科系でも、不急の手術の回避、さらに、あってはならない手術の優先順位付けが起こっています。

 今、政治家、政治屋、官僚、県幹部等は口先だけのコメントに力を注ぐのは止め、真剣に医療現場を解析し、医療人と協力し、医療現場を救わなければ、早晩日常にある医療環境の崩壊が来るかも知れないのです。(2021年5月9日、駒木幹正)

*COVID-19とはcoronavirus disease 2019(2019年に発生した新型コロナウイルス感染症)を略した言葉です。

#002コロナ対策といえない(伊藤寛)

俳句的生活 投稿日:2021年5月8日 作成者: KAI2021年5月8日

コロナ対策などと言えるようなものではありません。オリンピック開催を前提にしたただのパフォーマンスを続けているように見えます。開催国日本の安全?をアピールしたいために必死なのではないでしょうか。

仮に日本が開催国でなかったとしたら、もっと強固な対策を世界に先駆けて打てたはずですし、今頃は終息していたかも知れません。国民の命を最優先にしない政府とはいったい何なのでしょうか。失政と言わざるを得ません。(2021年5月8日、伊藤寛)

#001 オリンピックの中止を!(水岩瞳)

俳句的生活 投稿日:2021年5月8日 作成者: KAI2021年5月8日

日本は水際対策が甘い国です。日本に入国する人への二週間の隔離ができていない国です。まだインドとの間に週二便、飛行機を飛ばしている国です。このまま、ワクチンも普及していないまま、オリンピックを例え無観客でも開催したら、イギリスの変異株に加えて、インドの強力な変異株が東京にまん延し、それが全国に広がる可能性があります。

医療体制も脆弱です。今の感染者数ですら、医療がすぐ逼迫する国です。大阪の状態は明日の東京であり、明日の名古屋なんです。名古屋は1月に医療が逼迫して、助かるはずの人々が亡くなりました。EUでは、イタリアの感染者をドイツが助けていましたが、日本は同じ国なのに都道府県を越えて助け合うことができません。政府がリーダーシップをとり、助け合うシステムを作るべきなのに、この一年間何もしてこなかったのです。

こういうことを考えても、オリンピックを開催することは、極めて危険です。まずは、オリンピックを中止し、先手先手のコロナ対策に集中して、国民の命を守って欲しいと思います。(2021年5月7日、水岩瞳)

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読売新聞「四季」から

麗けき大福餅のほとりかな     相生垣瓜人

 大福には人を幸せにする力がある。鏡餅の威厳もなく、桜餅の色香があるわけでもないが、白粉をはたいたあの福顔にまみえると、誰でも相好がゆるむだろう。それに大と福、たった二文字の、この命名のすばらしさ。「麗か」は春の季語。
『負暄』

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    • 5月6日(水、振替休日)ネット投句スクーリング句会
    • 5月9日(土)朝カルズーム講座「『おくのほそ道』をよむ」」
    • 5月10日(日)鎌倉ズーム句会
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    • 5月17日(日)金沢ズーム句会
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    100分de名著『おくのほそ道』(10刷)
    NHK出版
    1,000円+税
    2014年10月刊行


    『四季のうた 美しい日々』
    中公文庫
    800円+税
    2022年1月刊行


    句集『太陽の門』
    青磁社
    2200円+税
    2021年8月刊行


    『四季のうた 天女の雪蹴り』
    中公文庫
    800円+税
    2021年1月刊行


    大岡信『折々のうた』選 俳句(二)
    長谷川櫂 編
    岩波新書
    780円+税
    2019年12月刊行


    『四季のうた 普段着のこころ』
    中公文庫
    800円+税
    2019年12月刊行


    大岡信『折々のうた』選 俳句(一)
    長谷川櫂 編
    岩波新書
    780円+税
    2019年11月刊行


    『歌仙一永遠の一瞬』
    岡野弘彦、三浦雅士、長谷川櫂
    思潮社
    2200円+税
    2019年1月刊行


    『歌仙はすごい』
    辻原登、永田和宏、長谷川櫂
    中公新書
    880円+税
    2019年1月刊行


    『四季のうた 至福の時間』
    中公文庫
    700円+税
    2018年12月刊行


    『九月』
    青磁社
    1800円+税
    2018年8月刊行


    『Okinawa』
    Red Moon Press
    $15
    俳句 長谷川櫂
    英訳 デイヴィッド・バーレイ&田中喜美代(紫春)
    2018年5月刊行


    『俳句の誕生』(4刷)
    筑摩書房
    2300円+税
    2018年3月刊行


    『四季のうた 想像力という翼』
    中公文庫
    700円+税
    2017年12月刊行


    『芭蕉さん』
    俳句・芭蕉 絵・丸山誠司
    選句解説・長谷川櫂
    講談社
    1500円+税
    2017年3月刊行


    『震災歌集 震災句集』
    青磁社
    2000円+税
    2017年3月刊行


    『四季のうた 文字のかなたの声』
    中公文庫
    600円+税
    2016年12月刊行


    藤英樹著『長谷川櫂 200句鑑賞』
    花神社
    2500円+税
    2016年10月刊行


    『文学部で読む日本国憲法』
    ちくまプリマー新書
    780円+税
    2016年8月刊行


    『日本文学全集12』松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶
    松浦寿輝、辻原登、長谷川櫂選
    河出書房新社
    2,600円+税
    2016年6月刊行


    『四季のうた 微笑む宇宙』
    中公文庫
    700円+税
    2016年3月刊行


    『芭蕉の風雅 あるいは虚と実について』
    筑摩選書
    1,500円+税
    2015年10月刊行


    『沖縄』
    青磁社
    1,600円+税
    2015年9月刊行


    『入門 松尾芭蕉』
    長谷川櫂 監修
    別冊宝島
    680円+税
    2015年8月刊行


    『歌仙一滴の宇宙』
    岡野弘彦、三浦雅士、長谷川櫂
    思潮社
    2000円+税
    2015年2月刊行


    『吉野』
    青磁社
    1,800円+税
    2014年4月刊行
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    そのほかの本

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