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俳句的生活

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古志金沢ズーム句会(2023年5月28日)

俳句的生活 投稿日:2023年5月29日 作成者: KAI2023年5月29日

第一句座(当季雑詠)
・鬼川こまち選
【特選】
生涯は涼しきマザーテレサかな      山本桃潤
新緑や百億人の野菜ジュース       川上あきこ
掠めゆく水の惑星つばくらめ       安藤久美
街道の悲喜もむかしや大夏野       酒井きよみ
一煎はいろなきほどの初摘み茶      泉早苗
ばら苑を残して詩人逝きにけり      清水薫
柿の花こぼしてゐるはさみしさか     安藤久美
田を植ゑて土佐一国のしづけさよ     橋詰育子
大夕焼明日あるごとく沈みゆく      趙栄順
麦秋の人隠すときそよぐかな       趙栄順
【入選】
汗ばみて森のにほひの駿馬かな      泉早苗
海はるか山またはるかサングラス     趙栄順
潮の香や火の香や鰹食ひにけり      趙栄順
月曜の若葉に押され一年生        川上あきこ
遠郭公母の生家の家仕舞ひ        酒井きよみ
麦熟るる燃へ出しさうな大地かな     藤倉桂
病む母もショートカットや更衣      藤倉桂
日傘とじ入る三和土の安らかさ      越智淳子
一つ年のびし思ひや新茶のむ       橋詰育子
この家の水にも慣れて金魚かな      飛岡光枝
新茶一煎美しき日なりけり        松川まさみ
夏めくや世界を憂ふ理髪店        田村史生
願掛けて投ぐかはらけや若葉光      田中紫春
土俵際せはしく掃くや五月場所      近藤沙羅
雪渓の帯細りゆく田植かな        酒井きよみ
五月闇軋む列島いかにせん        泉早苗

・長谷川櫂選
【特特選】
夏かがやく長き手足を洗ひけり      安藤久美
苗取の後ひろびろと朝の雲        越智淳子
新茶一煎美しき日なりけり        松川まさみ
【特選】
田を植ゑて土佐一国のしづけさよ     橋詰育子
青嵐蝶も吹かれてはるかまで       橋詰育子
潮の香や火の香や鰹食ひにけり      趙栄順
能登地震や岩に隠るる大鮑        花井淳
スコツチと氷が馴染む緑の夜       山本桃潤
【入選】
むれ咲いて絵にはあらねど杜若      橋詰育子
しぶき浴びざくざく包丁山の蕗      梅田恵美子
海はるか山またはるかサングラス     趙栄順
吊忍つりかへて夏来たりけり       橋詰育子
お茶うけはあをき蚕豆山の家       藤倉桂
一つ年のびし思ひや新茶のむ       橋詰育子
さつきまで人の声あり植田かな      稲垣雄二
この家の水にも慣れて金魚かな      飛岡光枝
花柚子やあたりまへの日々戻りくる    梅田恵美子
一煎はいろなきほどの初摘み茶      泉早苗
夏めくや世界を憂ふ理髪店        田村史生
虹立ちて誰かあらはれさうな朝      清水薫
何もなき夕餉に香る木の芽かな      安藤久美
蝶に聞く泰山木の花いづこ        間宮信子
ポン菓子のポンと轟く初夏の市      梅田恵美子
五月闇軋む列島いかにせん        泉早苗
牛車行く玉砂利の音御所涼し       氷室茉胡
尾をふりふり乳吸ふ仔山羊麦の秋     川上あきこ
ひそやかに若葉の木蔭蜂巣箱       梅田恵美子
一煎は写真の母へ新茶汲む        玉置陽子

第二句座(席題:雲の峰、栃の花)
・鬼川こまち選
【特選】
空突いて雨を呼ぶなり栃の花       松川まさみ
お遍路のまた一人来る雲の峰       橋詰育子
橡大樹大空に花かかげたり        酒井きよみ
托鉢僧の着物短き雲の峰         川上あきこ
連山にそだちはじめし雲の峰       橋詰育子
白山ときそふ嵩なり雲の峰        泉早苗
生まれきて初めの一歩雲の峰       趙栄順
雲の峰荒野となりし地球かな       梅田恵美子
【入選】
マスク外し巡る名刹雲の峰        氷室茉胡
樹齢問へば樹上の橡の花笑ふ       長谷川櫂
なべてをみな元気な句会橡の花      氷室茉胡
しんしんと山気満ちたり栃の花      玉置陽子
見上ぐるは白きシャンデリア栃の花    川上あきこ
雨含み艶やかなりし栃の花        近藤沙羅
白峰のやがて銘菓に橡の花        清水薫
峰雲が人を育てる甲斐の国        稲垣雄二
巫女のふる鈴にもに似たり橡の花     酒井きよみ
栃の花高きに雨後の日射しあり      安藤久美
峰雲や議論深まり得たる佳句       氷室茉胡

・長谷川櫂選
【特選】
しんしんと山気満ちたり栃の花      玉置陽子
恐ろしき飽食の日よ栃の花        山本桃潤
橡大樹大空に花かかげたり        酒井きよみ
一山を輝したり栃の花          趙栄順
栃の花高きに雨後の日射しあり      安藤久美
【入選】
今年また君待ちくるる橡の花       藤倉桂
白山の父のごとくや雲の峰        趙栄順
橡の花咲きゐる真下熊通る        酒井きよみ
なべてをみな元気な句会橡の花      氷室茉胡
パラソルの花の大輪雲の峰        玉置陽子
遠泳の沖に沖あり雲の峰         山本桃潤

安成先生の新著『モンスーンの世界』

俳句的生活 投稿日:2023年5月26日 作成者: KAI2023年5月26日

「きごさい+」でお話しいただいた安成哲三先生の新著『モンスーンの世界 日本、アジア、地球の風土の未来可能性』(中公新書)が出版されました。俳句が育まれた東アジアの季節風についての一冊です。葛西美津子さんの一句が紹介されています。

等圧線崩れ崩れて春そこに  美津子

古志仙台ズーム句会(2023年5月14日)

俳句的生活 投稿日:2023年5月15日 作成者: KAI2023年5月21日

第一句座              
・長谷川冬虹選
【特選】
ねむさうに芍薬ゆるる真昼かな        川辺酸模
愚かなる地球を笑ひ金魚玉          辻奈央子
わたしにはなれない私更衣          三玉一郎
鉄塔の大きく跨ぐ麦の畑           佐伯律子
【入選】
帰任など忘れてしまふ青葉風         川村杳平
太陽も飲み込んでゐる蜘蛛の網        辻奈央子
下の田のぼそぼそといふ水喧嘩        佐伯律子
根性が曲がつてゐたる植田かな        三玉一郎
鯉幟ふいに命を吹きこまれ          上 俊一
花海芋ノースリーブがよく似合ふ       平尾 福

・長谷川櫂選
【特選】
母あらず母の日傘の日の匂ひ         上村幸三
花よりも草のきれいな五月かな        三玉一郎
夏の蝶松島すべて遊び場に          宮本みさ子
衣紋掛母もうをらぬ母の日よ         長谷川冬虹
戦争に正義語るなこどもの日         川辺酸模
【入選】
わたしにはなれない私更衣          三玉一郎
母といふ背なの遥かよ夏衣          上村幸三
しばらくは現忘れて草むしる         川辺酸模
これからは遺影に語る母の日よ        長谷川冬虹
思ひ出す母の諭しや柏餅           甲田雅子
生きがたきこの世の岸に草むしる       川辺酸模
かしは餅蒸したての熱葉つぱまで       宮本みさ子
新緑や行きも帰りも越す峠          武藤主明
花海芋ノースリーブがよく似合ふ       平尾 福
滝ごりや大日如来おはす山          服部尚子
上棟の木組みの映る代田かな         宮本みさ子
母の日や一炷に母のこゑ聴かな        上村幸三
蓬摘む餅にするには足らねども        及川由美子
蜥蜴去り街は再び乾き出す          平尾 福
母の日よ孫を抱きて母憶ふ          谷村和華子
幾箱も母のマスクや母の日よ         長谷川冬虹
糠雨の粒々まとひ女郎蜘蛛          上 俊一

第二句座(席題:杉落葉、夏場所、松蝉)            
・長谷川冬虹選
【特選】
松蟬や外国船の遭難碑            上 俊一
大関の洒落た浴衣や夏相撲          平尾 福
五月場所両国界隈カフェ巡り         谷村和華子
夏場所や装束真白立行司           上村幸三
松蟬や寂しき家をはやしけり         辻奈央子
【入選】
呼び出しの声晴れやかに五月場所       那珂侑子
松蝉や湯本の駅の端の椅子          川村杳平
夏場所や鬢付け油の匂ふ駅          阿部けいこ
松蝉や峠を越へて妻籠宿           甲田雅子
松蟬や見合ひの席に加はりて         辻奈央子
杉落葉百年屋敷守りをり           谷村和華子
勝ち越しの郷土力士や五月場所        阿部けいこ

・長谷川櫂
【特選】
伊之助の装束軽し五月場所          上 俊一
大関の洒落た浴衣や夏相撲          平尾 福
夏場所や装束真白立行司           上村幸三
おづおづと鳴き始めたる松の蝉        平尾 福
松蟬や寂しき家をはやしけり         辻奈央子
【入選】
松蝉や東海道を歩く会            那珂侑子
松蟬や一茶の土蔵ここにあり         三玉一郎
松蟬や風ただならぬ日和山          上 俊一
夏場所や郷土力士の揃踏み          武藤主明
松蟬や外国船の遭難碑            上 俊一
夏場所や大川渡る触れ太鼓          川辺酸模
夏場所や地下鉄駅に力士達          長谷川冬虹
大盛りのざるを平らげ夏場所へ        平尾 福
天狗堂すねまで埋まる杉落葉         服部尚子

古志広島ズーム句会(2023年5月5日)

俳句的生活 投稿日:2023年5月6日 作成者: KAI2023年5月7日

第一句座
・矢野京子選
【特選】
春の日やとろりと李朝白磁壺      長谷川櫂
ラ・フランス花咲く道を天上へ     菅谷和子
翔平の兜かがやく端午かな       神戸秀子
ふくふくと大地を肥やし大蚯蚓     ももたなおよ
君のゐぬ二度目の夏のめぐりくる    斉藤真知子
【入選】
初節句武者人形より男前        ストーン睦美
桶の音高く銭湯夏に入る        石塚純子
母の骨蝶の軽さや拾ひけり       夏井通江
一句生る若葉萌ゆるがごとくかな    安藤文
草笛をさびしき唇のおぼえゐし     矢田民也
あめんぼや時には水を踏みはづし    斉藤真知子
寿命とふことばやさしや遠郭公     石塚純子
もういらぬ母の日ギフトの冊子来る   夏井通江
母の家の電球換えし黄金週間      ストーン睦美
ひるがへり犬吠えかかる鯉幟      長谷川櫂
青嵐わが身中を吹きわたれ       斉藤真知子
斑の入りてバナナ旨しよ人もまた    神戸秀子

・長谷川櫂選
【特選】
明智越水尾は柚子の花盛り       菅谷和子
掃き寄せて春のこぼせしものばかり   矢野京子
さつと浴び夫若返る菖蒲風呂      菅谷和子
もういらぬ母の日ギフトの冊子来る   夏井通江
柚子の花ともに遊びし昼の風呂     菅谷和子
ベランダの小さき空にも鯉幟      ストーン睦美
すみれ忌やはや一年のたちにけり    上松美智子
ふくふくと大地を肥やし大蚯蚓     ももたなおよ
君のゐぬ二度目の夏のめぐりくる    斉藤真知子
【入選】
初節句武者人形より男前        ストーン睦美
桶の音高く銭湯夏に入る        石塚純子
梅の尻まこと清しき緑かな       駒木幹正
ラ・フランス花咲く道を天上へ     菅谷和子
母の骨蝶の軽さや拾ひけり       夏井通江
嫗とて軽く三杯筍飯          石塚純子
瀧の中ひらりとくぐる岩燕       大場梅子
戦ひのなき国なれば茶摘唄       ストーン睦美
まきさんを偲ぶ莟やラ・フランス    菅谷和子
草笛をさびしき唇のおぼえゐし     矢田民也
どんたくの七福神は馬に乗り      矢田民也
あめんぼや時には水を踏みはづし    斉藤真知子
柏葉の古葉も若葉も柏餅        大平佳余子
ふるさとの笹の葉ほどき粽食ぶ     城山邦紀
いぢめつ子よき爺となり柏餅      大場梅子
オフィスビル灯の深夜まで五月二日   原京子
亜紀さんの忌日となりぬ子供の日    上松美智子
柏餅 粽 鮎菓子 腹八分       上松美智子
十三回忌母の梅酒の封切らん      神戸秀子
しづかなる二人の暮し豆御飯      斉藤真知子
余花追ふてここは信玄棒の道      石塚純子
故郷の春の山河になりし母       夏井通江
コロナ明け目にいつぱいの若葉かな   安藤文
野天の湯遅れて来たる春の月      駒木幹正
幇間に女弟子あり傘雨の忌       大場梅子
斑の入りてバナナ旨しよ人もまた    神戸秀子

第二句座(席題:五月闇、憲法記念日)
・矢野京子選
【特選】
ずたずたとなるも憲法記念の日     長谷川櫂
おうおうと謡ひ合はすや五月闇     長谷川櫂
五月闇青葉の息のきこえくる      夏井通江
【入選】
五月闇心の中といふ場所も       高橋真樹子
五月三日我憲法に育てらる       石塚純子
五月闇破つて道を拓くなり       大場梅子
白き花のみ浮かぶ庭五月闇       ストーン睦美
変わらぬことも勇気いること憲法記念日 ストーン睦美

・長谷川櫂選
【特選】
五月闇大滝山をとどろかす       夏井通江
ぼんやりと生きて憲法記念日よ     林弘美
またたくま母を送りし五月闇      上松美智子
【入選】
また雨と思ひて眠る五月闇       矢田民也
佇めば我も森の木五月闇        米山瑠衣
五月闇吸物椀に閉ぢこめん       矢野京子
白き花のみ浮かぶ庭五月闇       ストーン睦美

古志仙台ズーム句会(2023年4月30日)

俳句的生活 投稿日:2023年5月1日 作成者: KAI2023年5月1日

第一句座              
・長谷川冬虹選
【特選】
楸邨の欅の道を入学す            宮本みさ子
どの人も笑顔大きや五月来る         谷村和華子
花やはらか棘やはらかや山椒摘む       長谷川櫂
をのこならつけたき名あり柏餅        及川由美子
【入選】
人間も虫を食らうか守宮笑ふ         平尾 福
太陽を驚かしたる黄砂あり          平尾 福
若鮎や堰の魚道を一つ跳び          石川桃瑪
あんなにも待ち侘びた春だつたのに      三玉一郎
葉桜を待ちわびてゐた毛虫たち        平尾 福
はやすでに親の貫禄孕猫           川辺酸模
芍薬のしづかにゆれて客迎ふ         那珂侑子
炊き込んで故郷の緑五加飯          長谷川櫂
大皿の烏賊透きとほる薄暑かな        川辺酸模
ひとひらも残さじと散る桜かな        長谷川櫂

・長谷川櫂選
【特選】
楸邨の欅の道を入学す            宮本みさ子
寝台に春が忘れてゆきし人          三玉一郎
春にもまた帰りたき場所あるらしく      三玉一郎
われらみな蔵王の子なり花林檎        長谷川冬虹
こんなはずぢやなかつた春を惜しみけり    三玉一郎
【入選】
桃咲いて阿武隈河畔花浄土          長谷川冬虹
卯の花や隣家の闇の深々と          上 俊一
やはらかにまた伸びやかに山桜        長谷川冬虹
思ひ出の栞としたる花菫           武藤主明
太陽を驚かしたる黄砂あり          平尾 福
分け入つていよいよ深し花の山        川辺酸模
引き潮に海苔粗朶倒れかかりをり       佐伯律子
春の夜の海神かすかなる寝言         宮本みさ子
暗礁か卯波が白くはしやぎをり        上 俊一
桜桃の花の盛りや納骨す           長谷川冬虹
筍を猪と分け合ふ山家かな          川辺酸模
花林檎蔵王臨みて母眠る           長谷川冬虹
芍薬のしづかにゆれて客迎ふ         那珂侑子
鹿啼けば奈良の若葉はひんやりと       谷村和華子
山椒の芽身欠き鰊は鼈甲色          佐藤和子

第二句座(席題:犬ふぐり、蚯蚓、メーデー)            
・長谷川冬虹選
【特選】
メーデーやかつて兜太のスローガン      武藤主明
あきらめてのの字に乾く蚯蚓かな       佐伯律子
メーデーやシャッター通りを静々と      武藤主明
いぬふぐり日に三本の列車待つ        武藤主明
【入選】
死ぬ前に蚯蚓は空を見上げしや        那珂侑子
狂ほしく絡み合ふ恋蚯蚓かな         川村杳平
犬ふぐり少年野球の練習場          阿部けいこ
スマホ手にメーデーの旗靡かせて       佐藤和子
水滴に己映すや犬ふぐり           服部尚子
故郷の土手の長きやいぬふぐり        甲田雅子
犬ふぐり如雨露の水をうまさうに       上村幸三

・長谷川櫂選                      
【特選】
死ぬ前に蚯蚓は空を見上げしや        那珂侑子
芸もなくただSの字の大蚯蚓         上 俊一
釣り針を蚯蚓に徹(とほ)す子供の手     青沼尾燈子
あきらめてのの字に乾く蚯蚓かな       佐伯律子
憎みもせず憎まれもせず大蚯蚓        上村幸三
【入選】
狂ほしく絡み合ふ恋蚯蚓かな         川村杳平
雨風につられて蚯蚓穴を出る         平尾 福
空即是色食うて食はれし蚯蚓かな       長谷川冬虹
無農薬みみずの太く育ちをり         阿部けいこ
腐葉土の程よくこなれ蚯蚓出づ        及川由美子
ふるさとの空の色なり犬ふぐり        平尾 福
上京す先づはメーデーに参加す        那珂侑子
スマホ手にメーデーの旗靡かせて       佐藤和子
しぶしぶと参加する人五月祭         那珂侑子
薄れ行く恋の記憶やメーデー歌        川辺酸模
志高く持てよと蚯蚓這ふ           谷村和華子
膀胱鏡検査は明日犬ふぐり          川村杳平

5月20日は「台湾映画の世界」、林ひふみさん「きごさい+」

俳句的生活 投稿日:2023年4月29日 作成者: KAI2023年5月21日

さまざまなジャンルから講師をお迎えして季節や文化に関わるお話をお聞きする「きごさい+」
今回の講師は、新井一二三のペンネームで中国語著作もたくさんおありの明治大学理工学部教授 林ひふみさんです。ぜひご参加ください。
講演の後、句会もあります。(選者:林ひふみ、趙栄順、長谷川櫂))

日 時:2023年5月20日(土) 13:30~16:00
演 題 : 台湾映画の世界
講 師 : 林ひふみ (新井一二三)

プロフィール:
明治大学理工学部教授。1990年代より、香港、台湾、北京、上海、広州各地の中国語新聞・雑誌にコラムを寄せる。主に日本の社会・文化をテーマとする中国語著作が30点あまりある。日本語著書に『中国・台湾・香港映画のなかの日本』(明治大学出版会)、『台湾物語』(筑摩選書)、『中国語は楽しい』(ちくま新書など)、訳書に『オールド台湾食卓記:祖母、母、私のいきつけの店』(洪愛珠著、筑摩書房)など。明治大学では中国語のほかに、「映画で学ぶ日本とアジア」「映像を通じて識る台湾」ゼミを開講。趣味は旅行と料理。

講師からのひと言
近年日本では台湾ファンが急増し、ちょっとしたブームと言えるほどになっています。台湾からも多くの旅行客が日本を訪れています。しかし、実のところ、台湾は日本とは大きく異なる社会で、なかなか理解が難しい面もあります。大衆向けに作られた映画は、私たちが外国の事情を理解しようとする際、大きな手助けとなってくれます。今回は、1980年代の台湾ニューシネマ以降のヒット作品に沿うかたちで、台湾社会の変遷についてお話ししたいと思います。

2023年5月20日(土) 13:30~16:00  (13:15~ Zoom入室開始)
13:30~14:45  講演
14:50~15:20  句会(選句発表)
15:20~16:00  趙栄順(きごさい編集委員)との対談、質疑応答

<申込み案内>
1. 参加申し込み 5/12(金)まで:  ここをクリック して申込みフォームからお申込みください。
2. 参加費:きごさい会員:1,000円  会員外:2,000円 会費の振込先は自動確認メールでお知らせします。
3.ズームのURL、句会の入力フォームのURLは、申込みと入金された方に5/17頃までにメールで配信致します。かならずご確認ください。
4.句会:当期雑詠5句 前日投句です。選者:林ひふみ、趙栄順、長谷川櫂
前日5/19(金) 17時までに所定のフォームから投句。ただし句会の参加は自由です。
ズームを使ったオンライン講演会です。5/12(金)までに参加申し込みをして、5/17頃メールで配信するズーム入室URLなどの案内をご確認いただかないと、当日視聴できません。よろしくお願いいたします。

古志金沢ズーム句会(2023年4月23日)

俳句的生活 投稿日:2023年4月24日 作成者: KAI2023年4月24日

第一句座(当季雑詠)
・鬼川こまち選
【特選】
大鐘をくすぐつてゐる花吹雪       長谷川櫂
名をもらひ貰はれていく子猫かな     稲垣雄二
卯波てふうづく心の絶え間なし      越智淳子
しゃばしゃばと洗うレタスやカーニバル  川上あきこ
この星に空は一つやよなぼこり      稲垣雄二
まぼろしの狼群るる花の闇        安藤久美
花衣ひも一本の杏子亡く         間宮伸子
【入選】
まきさんにズームで会はむあらせいとう  近藤沙羅
願はくば天下泰平大朝寝         田中紫春
花追うて花の奥へと逝かれしか      玉置陽子
角落ちてはやひこばゆる角のあと     趙栄順
春の鹿獣の顔で駆け寄り来        田村史生
国境のなき大空や黄砂ふる        梅田恵美子
砂抜きのひと夜と知らず浅蜊貝      橋詰育子
黄昏てアウスレーゼを春ひとり      花井淳
ぶらんこや祖父母に遭ひにゆくところ   宮田勝
さんざめく光となりて鮎上る       安藤久美
夫を愛し京を愛して春ゆけり       飛岡光枝
我とゐるすんとも音の無き日永      松川まさみ
桜蕊降る吾の最終章見えず        間宮伸子
花水木予後の夫と鳥居まで        密田妖子
筍掘る大釜は水なみなみと        藤倉桂
春眠や胎児のころの姿勢なほ       田中紫春
誰かれを許す気持ちに桜餅        間宮伸子

・長谷川櫂選
【特選】
ぼうたんの莟に心のこす旅        酒井きよみ
早蕨はすつくと立つや無一物       稲垣雄二
反骨もやわになりたり蜆汁        鬼川こまち
砂抜きのひと夜と知らず浅蜊貝      橋詰育子
花衣ひも一本の杏子亡く         間宮伸子
【入選】
朝夕に数ふる莟牡丹かな         酒井きよみ
振り返ることなく春が去つてゆく     清水薫
花追うて花の奥へと逝かれしか      玉置陽子
揚雲雀あつといふ間にこの齢       梅田恵美子
はんなりの花の名告りをもう聞けず    飛岡光枝
山々の上に白山栄螺焼く         稲垣雄二

第二句座(佐々木まきさん追悼句)
・鬼川こまち選
【特選】
天空の花見舟へと旅立たれ        酒井きよみ
花を愛で花のふぶきに召されしか     安藤久美
ゆらめいて一舟花に吞まれゆく      安藤久美
天上の花の句会に遊ばれよ        田村史生
暁や一夜に倒れし山桜          稲垣雄二
来世には会ひたき人や桜鯛        藤倉桂
一帯に一打の響く鐘供養         宮田勝
【入選】
いつの日も自在なりしや雪柳       藤倉桂
春惜しむ人のいのちのしづけさに     宮田勝
かをりよき花柚へ誘ひくれし日も     安藤久美
夫のことみなととのへて花の句座     酒井きよみ
倒木の太き根元に若芽あり        稲垣雄二
日の光り花のひかりを空へ追ひ      宮田勝
ラ・フランス花のごとくに逝かれけり   飛岡光枝
春惜しむごとくに人を惜しみけり     橋詰育子
つつじ咲く山踏みわけて逝かれしか    橋詰育子
ラ・フランス真白き花の吹雪かな     長谷川櫂
思はずもそぞろに逝かれ月朧       松川まさみ
俤は花の吉野に湯浴みして        飛岡光枝

・長谷川櫂選
【特選】
花の句をこんなに残し花終る       泉早苗
かをりよき花柚へ誘ひくれし日も     安藤久美
まだとても信じられなく余花の風     泉早苗
おもかげやラフランスの花今朝真白    玉置陽子
つつじ咲く山踏みわけて逝かれしか    橋詰育子
【入選】
ひとひらの花びら欠けぬズーム句座    玉置陽子
花を愛で花のふぶきに召されしか     安藤久美
天上の花の句会に遊ばれよ        田村史生
暁や一夜に倒れし山桜          稲垣雄二
葉桜や同じ人恋ふ人々と         松川まさみ
歳時記のまきさんの句とこしなへ     越智淳子
もう会へぬ貴女と春を惜しむなり     趙栄順
お姿の心に残る四月句座         密田妖子
思い出のゆきやなぎの句逝かれたる    酒井きよみ
一帯に一打の響く鐘供養         宮田勝

吉野山花の句会報告(2023年4月9,10日)

俳句的生活 投稿日:2023年4月20日 作成者: KAI2023年4月24日

4月9日
・王淑英選
〇俳諧も花も西行ありてこそ       一爽
〇花吹雪生きて死すそれだけのこと    和華子
〇花冷の山は大きく胡坐かく       りえこ
〇花散つてやさしき緑吉野かな      沙羅
〇薄紅の丸さがゆかし八重桜       淳子
〇つばくらのやうに自在の一句欲し    美津子
 花追うて奥へ奥へとゆきし人      美津子
 修験道駆け抜けて花の句会へと     史生
 蔵王堂の方より春の太鼓かな      美智子
 下りてゆく花の名残やロープウェイ   史生
 マスクとり奥千本の花を見に      洋子
 もつれあふ風のたのしき桜かな     久美
 花ざかりいつしか過ぎて夕桜      洋子
 花な散りそ花な散りそ思へど      二本
 今散りし花もあるらん吉野山      りえこ
 それぞれの花持ち寄りて今日の句座   雄二
 神さぶる古道分け入る花の奥      遊歩
 花散つてすまなさそうな女将かな    きよみ
 葉ざくらの句座熱中の二十人      みさ子
 花惜しむ心を山へ置きしまま      りえこ
 花追ふて花の庵のその奥へ       史生
 吉野山さつさと春を追ひ出すか     りえこ
 山の木になりゆく花の中千本      竜樹
 花過ぎの水冷たさよ吉野川       光枝

・村松二本選
〇花ふぶく櫻花壇の朽ちゆくも      光枝
〇またきみに会へるよろこび花の山    一郎
〇笠一つ置かれて軽し花の上       櫂
〇山は吉野花は木花咲耶姫        櫂
〇大岡忌吉野百句を参らせん       沙羅
〇しろがねの花の朧といふべかり     櫂
〇ひとすじの蛇垂れてゐる花の昼     陽子
〇花追つて象の小川を大鰻        雄二
 百歳の岡野先生花の旅         櫂
 花守のこころを辿る奥千本       一郎
 淋しろの烏が鳴くよ花の庵       陽子
 奥の奥千本の花のこりけり       一爽
 この宿の灯のなつかしき桜かな     竜樹
 それぞれの花持ち寄りて今日の句座   雄二
 こんにやくの草いろ春の愁ひかな    竜樹
 旅衣桜吹雪にすすがばや        櫂

・長谷川櫂選
〇花ふぶく櫻花壇の朽ちゆくも      光枝
〇野馬の大塊ならむ吉野山        陽子
〇花冷や思案の円座ひとつ欲し      久美
 仏とも鬼ともなれず花の塵       りえこ
 花冷のしじまに櫻花壇かな       雄二
 厨事ひと日忘れて花の旅        陽子
 花の塵総出で拭ふ貯木場        史生
あをあをと葉桜ゆるゝ吉野建      光枝
 大岡忌吉野百句を参らせん       沙羅
 この闇のどこかが花でありにけり    一郎
 われを待つただ一本の桜あり      一郎

4月10日(月)
・王淑英選
〇若葉して五郎兵衛茶屋の昼の酒     忠雄
〇千年の花の具足も散り散りに      竜樹
〇つばくらめ吉野にあそぶ人見おろす   沙羅     
〇花のころ逝きし詩人の心意気      遊歩
〇うぐひすのこゑ跳ね返る朝日かな    竜樹
〇六地蔵花の奈落の隅にあり       みさ子
〇南朝の物語せむ花の露         陽子
 花散つて吉野の風となりにけり     二本
 思ひ出は花のこもれびばかりかな    櫂
 葉桜といふ安けさを家包に       忠雄
 꾀꼴(ケッコル)と鳴く鶯が新羅より  りえこ
 薄墨で花の一句や花の宿        洋子
 存分に花に遊ばん塵の世ぞ       和華子
 西行につづけつづけと花を追ひ     沙羅
 くらくらと命を揺らす山桜       雄二
 さくらばな白すさまじく更けゆきぬ   和華子
 花過ぎの山朗々と日が登る       光枝
 一本の桜に眠る吉野かな        一郎
 春寒やひとくせ違ふ吉野山       一爽
 詠みかはすみ吉野の山漉きこまん    久美
 うぐひすの峰から峰へこゑ伸ばす    竜樹
 吉野建枕の下の花の声         久美

・村松二本選
〇一椀の茶粥に花のふぶきけり     美津子
〇神宿る花の一枝かざしけり      光枝
〇幾度も花の吐息に目覚めけり     陽子
 再会やさくらふぶきを乗り継いで   一郎
 葉桜へ漕ぎ出す渚吉野建       遊歩
 꾀꼴(ケッコル)と鳴く鶯が新羅より りえこ
 一枚のおぼろを漉きて吉野紙     美津子
 奥駆けのいまどのあたり桜かな    きよみ
 揮毫せし句々うたひ出す花月夜    遊歩
 佐保姫の寝息かそけし吉野山     久美
 千歳の恋の衣や花の中        陽子

・長谷川櫂選
〇一椀の茶粥に花のふぶきけり     美津子
〇千年の花の具足も散り散りに     竜樹
〇鶯は頭上一尺吉野山         雄二
〇一本の桜に眠る吉野かな       一郎
〇しまひ湯の空に大きな春の月     美津子
〇櫻花壇大看板も花の塵        竜樹
 六地蔵花の奈落の隅にあり      みさ子
 日の暮れて花冷一気吉野建      雄二
 吉野紙花の一句をつぎつぎと     光枝
 朝ざくら天を揺らして吉野かな    みさ子
 花冷の五臓六腑へ桜粥        光枝
 花の旅けふは寝待ちの月の下     美津子
 囀りや朝日に並べ杉の箸       美津子
 神宿る花の一枝かざしけり      光枝
 花冷の我が身いたはる茶粥かな    洋子
 꾀꼴(ケッコル)と鳴く鶯が新羅より りえこ

4月17日、ラジオ日本「四季」20周年記念番組

俳句的生活 投稿日:2023年4月17日 作成者: KAI2023年4月19日

きょう4月17日(月)、ラジオ日本「radikoニュース」(18:00〜18:30)で読売新聞「四季」20周年記念番組が放送されます。

https://news.radiko.jp/article/station/JORF/86683/

古志広島ズーム句会(2023年4月2日)

俳句的生活 投稿日:2023年4月7日 作成者: KAI2023年4月19日

第一句座              
・矢野京子選  
【特選】
花のなか人のなかなり車椅子     夏井通江 
実朝の磯のとどろやさくら貝     大場梅子
春の夜の星を甲羅に渡蟹       長谷川櫂
卒寿への力いただく涅槃かな     金田伸一
沈黙の被爆桜の咲き満ちて      斉藤真知子
【入選】
つなぐ手にはぐれる心桜かな     高橋真樹子
はるばると春を浮かべて駿河湾    高橋真樹子
ひとひらの花の先客ブランコに    神戸秀子
れんげ畑我が家の蜂もお邪魔して   米山瑠衣
花の下胸いつぱいの授乳かな     城山邦紀
角落ちて恋の魔力の失せにけり    大場梅子
黒猫の一家に縞の子猫かな      駒木幹正
小倉山全身全霊春告鳥        ももたなおよ
大空のてつぺんを見に雲雀かな    斉藤真知子
破れたるところの記憶春障子     ストーン睦美

・長谷川櫂選 
【特選】
花冷えや押しくら饅頭でもするか   岡村美沙子
角落ちて恋の魔力の失せにけり    大場梅子
胸のなかざーつと音たて花ふぶき   夏井通江
卒寿への力いただく涅槃かな     金田伸一
乳のみ児の大の字となる花の下    城山邦紀
蟇出でて人はマスクをはずしけり   ストーン睦美
【入選】
うれしさにふるへこの世へしやぼん玉 石塚純子
はじまりも終はりも花の句帳かな   矢野京子
ひとひらの花の先客ブランコに    神戸秀子
わが町に二筋の川つばめ来よ     石塚純子
杏子さんの選なき朝刊花の冷え    安藤文
一碗の粥炊き上がる花の夜      斉藤真知子
花のなか人のなかなり車椅子     夏井通江
花の昼花吸だけがせはしげに     矢野京子
海深くピアノ鳴るかや桜貝      神戸秀子
活気づく呼子の浜や桜烏賊      大場梅子
居眠りをしてゐる夫へ桜餅      大場梅子
仕舞い湯に花のひとひらこぼれこよ  高橋真樹子
実朝の磯のとどろやさくら貝     大場梅子
春風や寝ても覚めても俳句脳     安藤文
小雀の寝覚めのこゑを床の中     石塚純子
白子干し小坪の浜の日和かな     大場梅子
れんげ畑我が家の蜂もお邪魔して   米山瑠衣
沈黙の被爆桜の咲き満ちて      斉藤真知子

第二句座(席題:古草、朝寝)
・矢野京子選 
【特選】
古草にいつまでも日のとどまれる   神戸秀子
大朝寝人類存亡救世す        ストーン睦美
夢うつつ迦陵頻伽の朝寝かな     大場梅子
【入選】
はるかなる宇宙の果てへ朝寝かな   安藤文
一番に朝寝を起こす胃袋よ      米山瑠衣
古草はいつの日の毬蔵したる     神戸秀子
古草や横穴群はこの辺り       ももたなおよ
古草を引けば新芽も抜けにけり    米山瑠衣
大朝寝犬のくしやみに夢破れ     ストーン睦美
朝寝して彼の世にちよつとお邪魔して ももたなおよ

・長谷川櫂選 
【特選】
けふよりは花にまみれて朝寝かな   矢野京子
のびのびと朝寝にもらふ力かな    菅谷和子
気持ちよく布団になじむ朝寝かな   上松美智子
【入選】
しばらくは猫と付き合ふ朝寝かな   駒木幹正
もの思ふことのなき日の朝寝かな   伊藤靖子
家族みな出かけた気配大朝寝     石塚純子
古草にいつまでも日のとどまれる   神戸秀子
古草のしぶとくはえてをりにけり   夏井通江
古草の傷のおほきを愛しめり     矢田民也
候補者の音たけだけし朝寝かな    高橋真樹子
大朝寝きのふの傷もはや癒えて    菅谷和子
朝寝して思ひの一句賜りぬ      斉藤真知子
朝寝する亀の寝返り見たきかな    金田伸一
久々の朝寝破るな雀どち       林弘美
早起きの妻に呼ばるる大朝寝     金田伸一
毎日となれば朝寝と言はぬもの    矢田民也

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読売新聞「四季」から

芍薬の一ト夜のつぼみほぐれけり 久保田万太郎

 夕べに見たときはまだ莟だった芍薬が一夜のうちに開いた。「一ト夜のつぼみ」とは一夜だけ莟だったの意。実際には何日か莟のままだが、朝、ほぐれた花びらを見て、そんな感じがしたのだろう。一重の白が一番だが、真紅も捨てがたい。『流寓抄』

 

「神宮外苑再開発計画」についてご意見をお寄せください

東京都心、神宮外苑(港区、新宿区)の再開発計画が進んでいます。再開発を計画しているのは三井不動産、明治神宮、日本スポーツ振興センター(JSC)、伊藤忠商事。

明治天皇没後、大正時代に植えた樹齢100年を超える樹木971本を伐採するという無謀な計画です。

この問題についてのご意見をおもちの方は簡潔にまとめ、見出しをつけて下のメニューの「お問い合せ」から事務局へお送りください。このサイトで公開します。個人、団体への誹謗、中傷、匿名のご意見は掲載しません。

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    • 6月25日(日)仙台ズーム句会
    • 7月8日(土)朝カルズーム講座「俳句でよむ『おくのほそ道』」
    • 7月9日(日)鎌倉ズーム句会
    • 7月15日(日)広島ズーム句会
    • 7月17日(月)祇園祭句会
    • 7月22日(土)朝カルズーム講座「1億人の俳句入門」
    • 7月23日(日)金沢ズーム句会
    • 7月30日(日)仙台ズーム句会

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    『ふじさわびと』vol.26
    株式会社ふじさわびと
    無料配布
    2023年1月発行


    『四季のうた 雨ニモマケズ』
    中公文庫
    800円+税
    2023年1月刊行


    『和の思想』
    岩波新書
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    2022年7月刊行


    『俳句と人間』(3刷)
    岩波新書
    860円+税
    2022年1月刊行


    100分de名著『おくのほそ道』(9刷)
    NHK出版
    1,000円+税
    2014年10月刊行


    『四季のうた 美しい日々』
    中公文庫
    800円+税
    2022年1月刊行


    句集『太陽の門』
    青磁社
    2200円+税
    2021年8月刊行


    『四季のうた 天女の雪蹴り』
    中公文庫
    800円+税
    2021年1月刊行


    大岡信『折々のうた』選 俳句(二)
    長谷川櫂 編
    岩波新書
    780円+税
    2019年12月刊行


    『四季のうた 普段着のこころ』
    中公文庫
    800円+税
    2019年12月刊行


    大岡信『折々のうた』選 俳句(一)
    長谷川櫂 編
    岩波新書
    780円+税
    2019年11月刊行


    『歌仙一永遠の一瞬』
    岡野弘彦、三浦雅士、長谷川櫂
    思潮社
    2200円+税
    2019年1月刊行


    『歌仙はすごい』
    辻原登、永田和宏、長谷川櫂
    中公新書
    880円+税
    2019年1月刊行


    『四季のうた 至福の時間』
    中公文庫
    700円+税
    2018年12月刊行


    『九月』
    青磁社
    1800円+税
    2018年8月刊行


    『Okinawa』
    Red Moon Press
    $15
    俳句 長谷川櫂
    英訳 デイヴィッド・バーレイ&田中喜美代(紫春)
    2018年5月刊行


    『俳句の誕生』(4刷)
    筑摩書房
    2300円+税
    2018年3月刊行


    『四季のうた 想像力という翼』
    中公文庫
    700円+税
    2017年12月刊行


    『芭蕉さん』
    俳句・芭蕉 絵・丸山誠司
    選句解説・長谷川櫂
    講談社
    1500円+税
    2017年3月刊行


    『震災歌集 震災句集』
    青磁社
    2000円+税
    2017年3月刊行


    『四季のうた 文字のかなたの声』
    中公文庫
    600円+税
    2016年12月刊行


    藤英樹著『長谷川櫂 200句鑑賞』
    花神社
    2500円+税
    2016年10月刊行


    『文学部で読む日本国憲法』
    ちくまプリマー新書
    780円+税
    2016年8月刊行


    『日本文学全集12』松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶
    松浦寿輝、辻原登、長谷川櫂選
    河出書房新社
    2,600円+税
    2016年6月刊行


    『四季のうた 微笑む宇宙』
    中公文庫
    700円+税
    2016年3月刊行


    『芭蕉の風雅 あるいは虚と実について』
    筑摩選書
    1,500円+税
    2015年10月刊行


    『沖縄』
    青磁社
    1,600円+税
    2015年9月刊行


    『入門 松尾芭蕉』
    長谷川櫂 監修
    別冊宝島
    680円+税
    2015年8月刊行


    『歌仙一滴の宇宙』
    岡野弘彦、三浦雅士、長谷川櫂
    思潮社
    2000円+税
    2015年2月刊行


    『吉野』
    青磁社
    1,800円+税
    2014年4月刊行
    ----------

    そのほかの本

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