豊かに明ける歌の国の巻/名表/三
折端 うぐひすは糞ぽとりと落とす 松太(春)
【名表】
初句 愚かなる国民の手で国滅ぶ 櫂(雑)
ニ メダルラッシュに浮かれるテレビ 酸模(雑)
三 千年の都に涼し月の鉾 酸模(夏)
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【付句候補】
⚪︎
千年の都に涼し月の鉾
△
トクリュウが金を取ったと夫が言ひ(正人)
豪雪に疲れきつたる人々よ(恭子)
×
歌ふため己を喰らふ草ひばり
白痴化の名言今も大矢節
窓際で会社にゐても日向ぼこ
居酒屋で語る蘊蓄モテもせず
人工の雪で煌めくスキー場
検索で知つたつもりの若者ら
知らぬ間に決まり原発再稼働
夕食の家族団欒死語と化す
冬眠の熊の目覚めの恐ろしく
ダヴィンチの最後の晩餐仰ぎ見て
金狙ひ先づは何でも買ふと言ふ
たかが選手たかが読売巨人軍
頂けぬ悔し涙の女子選手
