豊かに明ける歌の国の巻/初裏/十
七 大阪の火照る夜空に月涼し 文(夏・月)
八 講義さぼつて寄席入り浸る 文(雑)
九 仇討ちの高田馬場へ駅ひとつ 櫂(雑)
十
【付句候補】
⚪︎
△
春の雪降る街頭演説(文)
春の空飛ぶ鉄腕アトム(美津子)
×
受験の朝に電車止まりて
ピッチを上げるレガッタのコックス
袴姿で卒業の朝
遍路の笠は早もぼろぼろ
春風に散るコックスの声
義理人情も蝶もひらひら
入学式ダサイ帽子は手に持つて
春風まとひ江戸走りなり
銀杏並木の目白通り
浪人決まる三度目の春
またも運休山手全線
コリアタウンは春の賑はひ
