豊かに明ける歌の国の巻/初裏/六
三 石ころになるのが夢と文集に 美津子(雑)
四 愚かな母の底知れぬ罪 櫂(雑)
五 宗教は性の捌(は)け口今もなほ 櫂(雑・恋)
六 おごれる胸の美しき夏 松太(夏・恋)
次へ。
【付句候補】
⚪︎
おごりの胸の美しき夏
△
釈迦キリストも生まれ怪しき(まさみ)
氷の水をかぶる禅僧(光枝)
ジャンヌダルクは火あぶりの刑(尾燈子)
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陶酔の罠悪の華読み
筋肉隆々弱気を隠し
幸せな恋といふ幻想
血の涙溢るマリア目
国作り直す真冬の選挙
愛の名の下むしり取る金
死神よりも親し貧乏神
恋愛をせぬ若者増ゆる
悪魔祓ひの教会の鐘
埋火掻けば赤々と炎ゆ
衆合地獄男色の果て
やたかな寝息臨月の妻
