季語と歳時記の会(きごさい)の年刊雑誌「きごさい」は2026年からデジタル「きごさいBASE」に移行しました。
新企画「四季のエッセイ」第1回は歌舞伎役者の松本幸四郎さんに「『歌舞伎』に感じる季節」を寄稿していただきました。
季語と歳時記の会(きごさい)の年刊雑誌「きごさい」は2026年からデジタル「きごさいBASE」に移行しました。
新企画「四季のエッセイ」第1回は歌舞伎役者の松本幸四郎さんに「『歌舞伎』に感じる季節」を寄稿していただきました。
飴山實生誕100年を記念して『新装版 飴山實全句集』(朔出版)が刊行されました。
絶版状態になっていた花神社版を文庫版化、『おりいぶ』『少長集』『辛酉小雪』『次の花』『花浴び』の5句集と未収録作品を収録しています。大岡信の跋文、長谷川櫂の新装版あとがき「薫る飴山實の言葉たち」、年譜、索引が載っています。
全国の書店、amazon、朔出版などで購入できます。1600円(税別)。
https://saku-pub.com/books/ameyama.html
いつも手もとにあって、末長く愛読されんことを!
片山由美子さん(俳人協会会長)との新春対談「俳句、故郷、日本語」が「俳壇」(本阿弥書店)1月号に掲載されています。正月の迎え方、団塊世代の残したもの、残さなかったもの、日本の詩歌のリズムなどについて。
募集句
投 句 当季雑詠2句1組(3組まで)
応募料 1組2句 1000円
大会募集句応募用紙とともに、小為替を同封又は現金書留。※入選句結果を希望の方は110円切手3枚同封のこと。
応募締切 令和8年2月10日(月)当日消印有効
表 彰 太宰府天満宮賞、長谷川櫂賞、日本航空賞
応募先 〒 830-1122 北野郵便局留「太宰府天満宮奉納全国俳句大会」募集句係 上瀧玲子行
入選発表 大会当日 会場にて発表
選 者 長谷川櫂(朝日俳壇選者)、小澤實(「澤」主宰)、稲畑廣太郎(ホトトギス主宰)、川越歌澄(第1回北斗賞受賞)
・俳句大会
日 時 令和8年4月26日(土)9時30分より受付
会 場 太宰府天満宮 余香殿(御本殿に向かって左)太宰府市宰府4丁目7番1号
交 通 西鉄太宰府駅より徒歩5分。※車でお越しの方は周辺駐車場をご利用ください。
吟行地 太宰府天満宮及びその周辺(観世音寺・大宰府政庁跡等)
参加料 1000円(当日受付にて)
投句締切 12時15分(吟行句及び当季雑詠3句)
選 者 長谷川櫂、谷口慎也、古庄たみ子(客員選者)
金子清黙、月溪花代
第1部 11時~12時(於:余香殿)
基調講演 長谷川櫂先生 「おくのほそ道、三つの謎」
第2部 12時30分~16時30分(予定)
第一句座
矢野京子選
【特選】
初日の出八十年を一歩から 大場梅子
どつかりと餅しづもれる雑煮かな 安藤文
願ひ聞く神も忙しや初詣 斉藤真知子
産土に身を浮かべたる初湯かな 今村榾火
絵双六瓦礫となりし街とほる 長谷川櫂
【入選】
オリオンを背負ひてたどる家路かな ストーン睦美
空と海の狭間開きて初日の出 ストーン睦美
書初や花柄襷の乙女たち 加藤裕子
新年の抱負を孫に問はれをり 石塚純子
別嬪の柚子もたのしむ冬至風呂 金田伸一
読初やふと百合の香の夢十夜 神戸秀子
夜更かしの間に沖へ宝船 斉藤真知子
母おもふ西に大きな冬の月 加藤裕子
福笑ひ総理の顔に似てきたり 今村榾火
追憶の空にきらりといかのぼり 城山邦紀
顔にさす初日まばゆく推敲す 長谷川櫂
長谷川櫂選(推敲例)
【特々選】
蓬莱を飾りて柱しづかなり 高橋真樹子
数の子に入れ歯カツカツこうるさや 岡村美沙子
全句集肌身離さず寝正月 安藤文
【特選】
お降がりのみるみる白くなりにけり 安藤文
爪飛んで畳に光る寒さかな 石塚純子
夜更かしの港出てゆく宝船 斉藤真知子
言の葉の花も実もあれ全句集 高橋真樹子
ただごとと誰が一声や初句会 石塚純子
きびしさに耐へて花咲く初句会 大場梅子
元日や家事の合間も推敲す 高橋真樹子
【入選】
初夢や句帳に並ぶ駄句の山 斉藤真知子
ねこの首唐草模様春着かな 矢野京子
命のたすき繋ぎ繋ぐもお年玉 石塚純子
ひんがしに美ケ原初景色 金田伸一
お降りや白く暮れつつ丸の内 石塚純子
書初や花柄たすき乙女たち 加藤裕子
賽を振る地球双六独裁者 ストーン睦美
身を浮かべたる産土の初湯かな 今村榾火
別嬪の柚子とたのしむ冬至風呂 金田伸一
親なしとなりて撃たれし子熊かな 神戸秀子
鎌倉や水仙の香もあらたまる 神戸秀子
あつぱれや卒寿の歯もて海鼠噛む 矢田民也
雑炊や生みたて卵かつと割り 神戸秀子
口は笑ひ目は泣きゐるや福笑 城山邦紀
第二句座(席題:初髪、雪)
矢野京子選
【特選】
初髪や電車に花が咲きにけり 石塚純子
初髪の人とうれしき昇降機 今村榾火
新雪や新しき道欲しいまま ストーン睦美
【入選】
初髪の母を雪女かとおもふ 神戸秀子
ちりめんの梅やさくらや年の髪 神戸秀子
小雪舞ふ初売の列長々と 加藤裕子
初髪や鏡離れぬ孫娘 岡村美沙子
初髪や髪一本も無駄にせず 斉藤真知子
初髪や朱の大櫛の昔より 長谷川櫂
長谷川櫂選(推敲例)
【特々選】
正月やいまだに黒き髪を梳く 金田伸一
初髪やどのひとすぢも無駄ならず 斉藤真知子
【特選】
清らかな滑らかな子の初髪よ 瑞木綾乃
ちりめんの梅やさくらや年の髪 神戸秀子
初髪にしろがねの鶴揺れてをり 加藤裕子
【入選】
雪玉を丸めこどもに返りけり 高橋真樹子
初髪の花が電車に咲きにけり 石塚純子
雪よりも真白き雪の兎かな 高橋真樹子
この寝ぐせどうにもならぬ初髪や ももたなおよ
初髪を大胆な色に染めにけり ストーン睦美
初髪に人も振り向くいい女 上松美智子
初髪や祖母にいなせな姉のゐて 今村榾火
母結うてくれし初髪触るる勿れ 大場梅子
初髪の人とうれしき昇降機 今村榾火
初髪や鏡離れぬ孫娘 岡村美沙子
初髪に似合ひの服が見つからず 斉藤真知子
豪雪やふるさとに母ひとり住む 石塚純子
抱きとりし子の初髪の香りけり 矢野京子
| *年間賞/冬 | ||
| ラブチェア野球の秋を惜しみつつ | 長野 | 金田伸一 |
| *次点 | ||
| 岸和田の幾百万の蝦蛄の穴 | 大阪 | 齊藤遼風 |
| 去年今年こころはいつも旅支度 | 埼玉 | 園田靖彦 |
| 初夢に顔を忘れた父の声 | 大阪 | 深森佳鶴 |
| *候補 | ||
| 熊突きや老ひたる人を掻き集め | 広島 | 瑞木綾乃 |
| 楮蒸して釜をさすりて家捨て来 | 愛知 | 宗石みずえ |
| 家中が神の居場所や注連飾る | 兵庫 | 吉安とも子 |
| もう何も言はなくなつた朴落葉 | 兵庫 | 福田光博 |
| 口からの言葉貧しや日記買ふ | 兵庫 | 藤岡美恵子 |
| ジャコメッティの歩く男ら枯蓮 | 石川 | 松川まさみ |
| 始まりは見えぬ戦争冬籠り | 青森 | 清水俊夫 |
| 打ち延べて鋼の一句水の秋 | 大阪 | 安藤久美 |
| 次々に咲く返り花展宏忌 | 新潟 | 安藤文 |
| 八十年隻眼で来し海鼠かな | 愛知 | 青沼尾燈子 |
| 激流に棒杭のごと冬籠る | 愛知 | 稲垣雄二 |
| 生けるもの逝きしもの皆月のなか | 岐阜 | 梅田恵美子 |
| 竹林の竹に老若冬の黙 | 神奈川 | 越智淳子 |
| もうしばしこの世の夢を初暦 | 長崎 | 川辺酸模 |
| 初山河闘ふための言葉あれ | 奈良 | きだりえこ |
| 老人の一言を聞け開戦日 | 大阪 | 澤田美那子 |
| マティスの真赤な部屋へ冬籠 | 和歌山 | 玉置陽子 |
| 六尺の広さに遊ぶ蒲団かな | 大分 | 竹中南行 |
| 重ねゆくこころの月や望の月 | 北海道 | 芳賀匙子 |
| うそ寒や要のゆらぐ大八島 | 石川 | 密田妖子 |
| 大年の最終列車過ぎて闇 | 長崎 | ももたなおよ |
| さつさつとはらへぬ雪を悲しめり | 北海道 | 芳賀匙子 |
| 始まりは見えぬ戦争冬籠り | 青森 | 清水俊夫 |
| 去年今年こころはいつも旅支度 | 埼玉 | 園田靖彦 |
| 真つ先に駆けて来し春花びら餅 | 愛知 | 稲垣雄二 |
| 腕広げ胸に抱へる初御空 | 愛知 | 稲垣雄二 |
| 能登や能登塩でいただく寒造 | 大阪 | 安藤久美 |
| 初夢に顔を忘れた父の声 | 大阪 | 深森佳鶴 |
| 家中が神の居場所や注連飾る | 兵庫 | 吉安とも子 |
| 口からの言葉貧しや日記買ふ | 兵庫 | 藤岡美恵子 |
| 初山河闘ふための言葉あれ | 奈良 | きだりえこ |
| 大年の最終列車過ぎて闇 | 長崎 | ももたなおよ |
参加される方は脇(春)からお送りください。締切は2026年1月1日午後8時です。「うたたね歌仙」はネット投句会員なら無料で参加できます。
・勝手につけても、いい付句はできません。
・かといってルールを勉強してもダメ。
・心深く受け止めて、付けること。
・この点、俳句と同じなので
うまくゆかない人は俳句の力がその程度と自覚すること。
・まずは俳句の力が必要。
【初表】
発句 ゆづり葉や豊かに明ける歌の国 上村幸三(春)
脇
【付句候補】
《連衆》玉置陽子、松川まさみ、松井恭子、高橋慧、三玉一郎、川辺酸模、青沼尾燈子、越智淳子、安藤文、谷口正人、飛岡光枝、佐藤森恵、西川遊歩、中野美津子、北側松太、長谷川櫂(捌)
二〇二五年九月一日~十二月二十九日
・勝手につけても、いい付句はできません。
・かといってルールを勉強してもダメ。
・心深く受け止めて、付けること。
・この点、俳句と同じなので
うまくゆかない人は俳句の力がその程度と自覚すること。
・まずは俳句の力が必要。
【初折の表】
発句 白雲のごとくしづかに百合の花 雨宮更聞(夏)
脇 軒の風鈴鳴らす山風 遊歩(夏)
第三 馥郁とあしたの海に潮満ちて 陽子(雑)
四 岬の沖に鯊舟の列 酸模(秋)
五 宰相の座を退いて月仰ぐ 文(秋・月)
六 今も安倍派のすさまじき闇 陽子(秋)
【初折の裏】
初句 地獄谷ふつふつと湯の煮えたぎる 一郎(雑)
二 イタコうち伏す身をわななかせ 一郎(雑)
三 死にてなほ一人への恋忘れえず 光枝(雑・恋)
四 金沢で見し夕顔の花 松太(夏)
五 皆眠る新幹線に月涼し 文(夏・月)
六 式に疲れし花婿の母 正人(雑・恋)
七 十五年後の離婚劇つゆしらず 櫂(雑・恋)
八 夜覗きみし機織りの部屋 酸模(雑)
九 果知れぬ空に寄り添ふ二重星 まさみ(雑)
十 春節の龍銅鑼にのた打つ 遊歩(春)
十一 噴き出して火の花吹雪登り窯 森恵(春・花)
折端 チャボの一家が遊ぶ草の芽 櫂(春)
【名残の表】
初句 歴代の校長の顔夕日差す 恭子(雑)
二 生きて虜囚となるなと教え 淳子(雑)
三 逃亡の足跡を消す今朝の雪 一郎(冬)
四 夜ごと戸口に小判一両 森恵(雑)
五 刺青の馥郁として白き肌 櫂(雑・恋)
六 密林深くラフレシア咲く 遊歩(夏か雑)
七 黄金の猿の仏を拝(おろ)かみて 光枝(雑)
八 法廷に立つ愚かなる母 恭子(雑)
九 紺碧のギリシャ悲劇の幕が開く 遊歩(雑)
十 枝に高々百舌鳥の早贄 光枝(秋)
十一 とくとくと竹筒うたふ月の酒 陽子(秋・月)
十二 友尋ね来よ毬栗の道 光枝(秋)
【名残の裏】
初句 風狂の旅もそろそろ身に堪へ 遊歩(雑)
二 喜寿の祝ひの鯛は三尺 松太(雑)
三 蓬莱の空高々と鳶の舞ふ 酸模(雑)
四 海市に眠るあまたの空母 文(春)
五 うたた寝の筵の上を飛花落花 酸模(春・花)
挙句 六角凧に春一文字 一郎(春)
ネット投句のスクーリングZOOM句会(旧・軽井沢句会)は来年2026年から年4回になります。「自分で推敲ができる人」を目指します。
日程は・2月22日(日)・5月6日(水、振替休日)・8月11日(火、山の日)・11月7日(土)。時間は午後1時30分〜3時終了。
5句投句、1座のみ。句会後の講評で推敲について重点的にお話しします。
ネット投句の会員は無料。会員以外は1回2000円。
詳しくは事務局でお問い合わせください。
第一句座
長谷川冬虹選
【特選】
今日の日もやがて幻冬銀河 川辺酸模
半生は雪と戦ふ覚悟せり 武藤主明
寝返りをうつて赤子の初笑ひ 武藤主明
飛んで来て写楽のかほの初烏 長谷川櫂
霜枯れの土竜のしるす点と線 佐藤和子
【入選】
鯖船は無事か豊後へ火事見舞ひ 臼杵政治
梟に肩を叩かれ退職す 三玉一郎
飴色の泡ぐつぐつと大根煮る 臼杵政治
乾鮭や獣のごとく吊したり 武藤主明
この日まで生き存へて日向ぼこ 及川由美子
樅の木の身震ひせしか雪落とす 長谷川櫂
二日まだ海は眠つてゐるらしく 平尾 福
朝夕に筑波ある日々根深汁 上村幸三
杉たちは雪の噂をしてをりぬ 平尾 福
長谷川櫂選(推敲例)
【特選】
冴え冴えとブルース歌ふ女かな 川辺酸模
埋火や老いて燻る欲一つ 臼杵政治
数へ日や妻の怒りは突然に 上村幸三
【入選】
雪嶺へ朝日は翼広げけり 谷村和華子
狐火やはや原発の再稼働 武藤主明
飴色の泡ぐつぐつと大根煮る 臼杵政治
乾鮭を獣のごとく吊しけり 武藤主明
第二句座 (席題:除夜の鐘、初詣、楪)
長谷川冬虹選
【特選】
初詣押すな押すなと福の神 平尾 福
寛解を希ふこの身よ初詣 臼杵政治
【入選】
除夜の鐘盆地の底を突上げり 武藤主明
楪やゆづるべきもの何もなく 平尾 福
楪や黙り見てゐる婿の顔 青沼尾燈子
除夜の鐘七つ八つで寝てしまふ 平尾 福
初詣して万全の旅支度 三玉一郎
初詣ネイルアートの花模様 阿部けいこ
楪や厚き葉ポトリと落としけり 阿部けいこ
長谷川櫂選(推敲例)
【特々選】
ゆずり葉や豊かに明ける歌の国 上村幸三
【特選】
除夜の鐘十も数へず眠りけり 川辺酸模
楪やゆづるべきもの何もなく 平尾 福
鎌倉の闇鳴り交はす除夜の鐘 谷村和華子
【入選】
門前に餓鬼の面々除夜の鐘 及川由美子
年ごとに石段険し初詣 川辺酸模
除夜の鐘七つ八つで寝てしまふ 平尾 福
初詣して万全の旅支度 三玉一郎
寛解を希ふこの身よ初詣 臼杵政治
除夜の鐘共に聞く君ありてこそ 齋藤嘉子