姫はじめの巻/名表/十二_再募集③
九 おもしろう墨したたらす筆の先 一郎(雑)
十 閉関の札秋の籬に 嘉子(秋)
十一 今日の月野に下りて何企むか 妖子(秋・月)
十二 賭けて大敗こほろぎ相撲 陽子(秋)
次へ。
十と十一、修正。
【付句候補】
・⚪︎
賭けて大敗こほろぎ相撲
・△
・×
新米に沸くこども食堂
神話信じて遺跡掘る秋
郎等連れて国がえの秋
私利より国と腕組む夜長
女性天皇承認運動
東京にらむ城山の露
大刀研ぎあげて露のたばしる
革新の秋できやしないさ
役目を果たし消える流星
慶応義塾に届く新米
銃に怯えて鳴く鹿の声
国家百年断腸の秋
天高く聞く愚禿の念仏
銃声響く朝寒の街
ベントレー駆る大磯の秋
玉座をめぐりかけひき冷まじ
世に遺したる言葉さはやか