姫はじめの巻/名表十再募集
【名表】
七 木漏れ日の微笑みだけが残りけり 光枝(雑)
八 白露ゆるる夕顔の花 陽子(夏)
九 おもしろう墨したたらす筆の先 一郎(雑)
十
心熱不足?
再募集。
九、修正。
【付句候補】
・⚪︎
・△
えいやと立てる七夕の竹(恭子)
・×
温め酒を今宵は欲しき
嫁ぎし子より菊の着綿
行く手にたわわ毬栗の枝
ソファーの下で耳立てる猫
新蕎麦打ちて友をもてなす
芒の原を巡礼の旅
秋水満ちる関の孫六
雲一つない富士の初雪
静寂破る鵯の声
犬遊ばせて薬掘る日々
一夜をこめて虫の音集く
綺羅軽やかに秋のパリコレ
ぴくりともせぬ鵙の早贄
秋草原に虫のこゑごゑ
反りかえる剣に踊る秋光
赤子なだむる夜長の乳房
菊の手入れに余念なき朝
枡をあふれる笑顔新米