豊かに明ける歌の国の巻/名表/十一 再募集④
八 瞑想つづく古き竪琴 まさみ(雑)
九 王朝の栄華を偲ぶ仮面劇 遊歩(雑)
十 誰かとみればまた一葉落つ 櫂(秋)
十一
【付句候補】
月の出やみちのくの海照らしをり
末法の世に煌々と今日の月
人間の煩悩無尽今日の月
五百羅漢そつと目くばせ月今宵
月影のさざ波寄する除去土壌
山荘は珈琲の香の月あかり
AIと語りあひては月の酒
十五年戻れぬ村に月上る
丘の上満月を浴ぶノアの舟
どす黒き石油の焔月隠す
中東のいくさ見据へる無月かな
ドーナツで宇宙を語る月の客
月やさし生きとし生きる者守り
