豊かに明ける歌の国の巻/初裏/初句
四 これが家宝の友切丸か 櫂(雑)
五 尾をひいて三日月に飛ぶ鬼の首 光枝(秋・月)
六 いつにも増して豊作の村 一郎(秋)
【初裏】
初句
再募集。
【付句候補】
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相席の胡散臭きに三時間
ゆつたりと差しつ差されつ新走り
霧ふかく八十年目の骨抱いて
地に降りて白鳥泥にまみれをり
ブラームス聞きつつ夜長の赤ワイン
霧深き森に分け入る作業員
選挙カー秋の夕べを走りゆく
沖行くは新酒載せたる帆掛船
今更に父母の老い身に沁みて
花のれんしづかにくぐる綿帽子
大臣の言葉鴻毛より軽く
運動会開始を告ぐる花火揚ぐ
ひとの国土足で荒らす凄まじく
近頃の升は小さき角打ち店
ソマリアてふ最貧国を知る銃弾
