8月13日、中山圭子さんの「和菓子の話」今回は落雁
さまざまなジャンルから講師をお迎えして季節や文化に関わるお話をお聞きする「きごさい+」。さて8月13日(土)はおなじみ虎屋文庫の中山圭子さんです。今回のテーマは「祈りや願い、落雁に込めて」、お盆の最中にふさわしいテーマですね。
講演の後、句会(投句は前日)もあり、句会の選者は中山圭子さんと長谷川櫂先生です。落雁、はつたい、麦こがしの句に挑戦してみてください。お申込みまだの方は、どうか奮ってご参加いただきますよう、よろしくお願いいたします。
会場で開催の時は虎屋さんのご協力でお菓子付きの講座でしたが、今回もZoomを使ったオンライン開催のため残念ながらお菓子は配れません。講師の中山さんから「全国各地にさまざまな落雁がありますので、ぜひこの機会に傍らに落雁とお茶をご用意いただき、味わいながら、ご参加ださい。」とコメントをいただいております。
演 題:祈りや願い、落雁に込めて
講 師:中山 圭子(なかやま・けいこ)
プロフィール:東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。四季折々の和菓子のデザインの面白さにひかれて、卒論に「和菓子の意匠」を選ぶ。
現在、和菓子製造販売の株式会社虎屋の資料室、虎屋文庫の主席研究員。
著作に「事典 和菓子の世界 増補改訂版」(岩波書店)、「江戸時代の和菓子デザイン」(ポプラ社)、「和菓子のほん」(福音館書店)など。
講師のひと言:落雁とは、米粉などに砂糖を加えた生地を木型に詰め、打ち出した干菓子のことで、押物、打菓子、粉菓子とも呼ばれます。お盆やお彼岸のお供え菓子のイメージが強いかもしれませんが、かつては招福除災にちなむ様々な意匠の落雁が、慶弔の贈り物に使われました。今回は、人々の暮らしとともにあった落雁の魅力についてお話したいと思います。
日 時:2022年8月13日(土)13:30~16:00(13:15~ Zoom入室開始)
13:30~14:45 講演
14:50~15:20 句会(選句発表)
15:20~16:00 長谷川櫂(きごさい代表)との対談、質疑応答
<申込み案内>
1. 参加申し込み 8/3(水)で締め切りました。
2. 参加費:きごさい会員:1,000円 会員外:2,000円 会費の振込先は自動確認メールでお知らせします。
3.ズームのURL、句会の入力フォームのURLは、申込みと入金された方に8/8までにメールで配信致します。かならずご確認ください。
4.句会:当期雑詠5句 前日投句です。 選者:中山圭子、長谷川櫂
前日8/12(金) 17時までに所定のフォームから投句。ただし句会の参加は自由です。
ズームを使ったオンライン講演会です。8/3(水)までに参加申し込みをして、8/8頃メールで配信するズーム入室URLなどの案内をご確認いただかないと、当日視聴できません。よろしくお願いいたします。
なお講演の録画や画像の複写はなさらないようご注意ください。