劇団あはひ「流れる」を上演
早稲田大学生を中心にした劇団あはひから4月に「流れる」と「Letter」を東京芸術劇場シアターイースト(池袋)で上演しますというお知らせが届きました。
このうち「流れる」(作、演出=大塚健太郎)は能「隅田川」を題材に『おくのほそ道』や「鉄腕アトム」を大胆に融合させ、CoRich舞台芸術まつり!2019春で学生団体で初めてグランプリを受賞した作品の再演です。今回は東京芸術劇場が若手演劇団体を推薦する「芸劇eyes」での上演です。
劇作において『100分de名著 松尾芭蕉 おくのほそ道』、『古池に蛙は飛びこんだか』、『「奥の細道」をよむ』をはじめとする著書を参考にしたとあります。
劇団あはひは2018年、早稲田大学在学中のメンバーを中心に結成、能やシェイクスピア劇といった東西の古典をリミックスし、現代の新たな演劇として呈示しつづけています。2020年には演劇のメッカ下北沢の本多劇場で「史上最年少公演」をしました。
<公演概要>
劇団あはひレパートリー上演「流れる」と「Letters」
日程:2022年4月3日(日)〜10日(日)
会場:東京芸術劇場シアターイースト(〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1)
「流れる」
原案:松尾芭蕉「おくのほそ道」
作・演出:大塚健太郎
出演:上村聡 中村亮太 鶴田理紗 踊り子あり 古瀬リナオ
そこは隅田川のほとり。
松尾芭蕉が、弟子を伴ってまさに旅に出立しようとしている。のちに「おくのほそ道」と題され、紀行文学の傑作として語り継がれることになるその旅は、舟の出航の遅れによって未だ始まっていない。
舟を待つ芭蕉たちが出会うのは、ロボットの少年や、正体不明の女。彼女らと過ごすうちにやがて立ち現れるのは、ある哀しい真実でー。
「Letters」
作・演出:大塚健太郎
出演:古瀬リナオ 安光隆太郎 渋谷采郁 松尾敢太郎
公演日程:2022年4月3日(日)〜10日(日)
3日 18:00『流れる』
4日 19:00『流れる』
6日 19:00『Letters』
7日 19:00『流れる』
8日 19:00『Letters』
9日 14:00『流れる』/ 19:00『Letters』
10日 14:00『Letters』
全席自由(整理番号付き)
1作品料金 一般:4,000円 U25:2,500円 高校生以下:1,000円
2作品セット券:6,000円