12月13日、かなぶん連句会「コロナ退散の巻」
12月13日(日)、横浜市の神奈川近代文学館で毎年恒例の「かなぶん連句会」が開かれます。「コロナ退散の巻」のすでに巻いた表六句につづけて、当日会場の参加者が七句目以降を詠み、半歌仙(十八句)の連句を完成させます。ぜひご参加ください。
「コロナ退散の巻」
発句 南無金剛病魔退散白団扇 櫂 (夏)
脇 パインまるごと買つてはみたが ゆかり(夏)
第三 仮面割られ俺の正体露見する 登 (雑)
四 バットマン飛ぶ秋の夕暮れ 櫂 (秋)
五 筋トレの窓にやさしい月が出て ゆ (秋・月)
六 岸から岸へ枚方の菊 登 (秋)
日時=12月13日(日)午後1時30〜午後4時30分(午後1時開場)
会場=神奈川近代文学館2階ホール
選者=小島ゆかり(歌人)、辻原登(作家)、長谷川櫂(俳人)
入場料=無料
参加申込=次のとおりです。神奈川近代文学館あて電話(045-622-6666)、またはメール(event@kanabun.or.jp)で先着順の受付とさせていただす。メールの場合、件名は「連句会申込み」とし、お名前(複数の場合は代表者名と参加人数)と電話番号をお送リください。定員100名。
投句の仕方=ご参加の方は開催当日に七句目(雑〈無季〉で五七五)を葉書大の厚めの紙にサインペンで書いてご持参ください。おひとリ様1句です。サインペンは当日の投句でも使いますのでご持参ください。七句目は、六の句の「菊」から連想するものを詠んでみましょう。ただし、発句から六句までに類似する言葉やイメージから離れて、新たな世界へ転じてください。観覧のみの方は、投句は不要です。