| *年間賞/冬 | ||
| ラブチェア野球の秋を惜しみつつ | 長野 | 金田伸一 |
| *次点 | ||
| 岸和田の幾百万の蝦蛄の穴 | 大阪 | 齊藤遼風 |
| 去年今年こころはいつも旅支度 | 埼玉 | 園田靖彦 |
| 初夢に顔を忘れた父の声 | 大阪 | 深森佳鶴 |
| *候補 | ||
| 熊突きや老ひたる人を掻き集め | 広島 | 瑞木綾乃 |
| 楮蒸して釜をさすりて家捨て来 | 愛知 | 宗石みずえ |
| 家中が神の居場所や注連飾る | 兵庫 | 吉安とも子 |
| もう何も言はなくなつた朴落葉 | 兵庫 | 福田光博 |
| 口からの言葉貧しや日記買ふ | 兵庫 | 藤岡美恵子 |
| ジャコメッティの歩く男ら枯蓮 | 石川 | 松川まさみ |
| 始まりは見えぬ戦争冬籠り | 青森 | 清水俊夫 |
| 打ち延べて鋼の一句水の秋 | 大阪 | 安藤久美 |
| 次々に咲く返り花展宏忌 | 新潟 | 安藤文 |
| 八十年隻眼で来し海鼠かな | 愛知 | 青沼尾燈子 |
| 激流に棒杭のごと冬籠る | 愛知 | 稲垣雄二 |
| 生けるもの逝きしもの皆月のなか | 岐阜 | 梅田恵美子 |
| 竹林の竹に老若冬の黙 | 神奈川 | 越智淳子 |
| もうしばしこの世の夢を初暦 | 長崎 | 川辺酸模 |
| 初山河闘ふための言葉あれ | 奈良 | きだりえこ |
| 老人の一言を聞け開戦日 | 大阪 | 澤田美那子 |
| マティスの真赤な部屋へ冬籠 | 和歌山 | 玉置陽子 |
| 六尺の広さに遊ぶ蒲団かな | 大分 | 竹中南行 |
| 重ねゆくこころの月や望の月 | 北海道 | 芳賀匙子 |
| うそ寒や要のゆらぐ大八島 | 石川 | 密田妖子 |
| 大年の最終列車過ぎて闇 | 長崎 | ももたなおよ |
KAI
片山由美子さんとの新春対談/「俳壇」1月号
片山由美子さん(俳人協会会長)との新春対談「俳句、故郷、日本語」が「俳壇」(本阿弥書店)1月号に掲載されています。正月の迎え方、団塊世代の残したもの、残さなかったもの、日本の詩歌のリズムなどについて。
うたたね歌仙/豊かに明ける歌の国の巻/発句
参加される方は脇(春)からお送りください。締切は2026年1月1日午後8時です。「うたたね歌仙」はネット投句会員なら無料で参加できます。
・勝手につけても、いい付句はできません。
・かといってルールを勉強してもダメ。
・心深く受け止めて、付けること。
・この点、俳句と同じなので
うまくゆかない人は俳句の力がその程度と自覚すること。
・まずは俳句の力が必要。
【初表】
発句 ゆづり葉や豊かに明ける歌の国 上村幸三(春)
脇
【付句候補】
うたたね歌仙/白雲の巻/満尾
《連衆》玉置陽子、松川まさみ、松井恭子、高橋慧、三玉一郎、川辺酸模、青沼尾燈子、越智淳子、安藤文、谷口正人、飛岡光枝、佐藤森恵、西川遊歩、中野美津子、北側松太、長谷川櫂(捌)
二〇二五年九月一日~十二月二十九日
・勝手につけても、いい付句はできません。
・かといってルールを勉強してもダメ。
・心深く受け止めて、付けること。
・この点、俳句と同じなので
うまくゆかない人は俳句の力がその程度と自覚すること。
・まずは俳句の力が必要。
【初折の表】
発句 白雲のごとくしづかに百合の花 雨宮更聞(夏)
脇 軒の風鈴鳴らす山風 遊歩(夏)
第三 馥郁とあしたの海に潮満ちて 陽子(雑)
四 岬の沖に鯊舟の列 酸模(秋)
五 宰相の座を退いて月仰ぐ 文(秋・月)
六 今も安倍派のすさまじき闇 陽子(秋)
【初折の裏】
初句 地獄谷ふつふつと湯の煮えたぎる 一郎(雑)
二 イタコうち伏す身をわななかせ 一郎(雑)
三 死にてなほ一人への恋忘れえず 光枝(雑・恋)
四 金沢で見し夕顔の花 松太(夏)
五 皆眠る新幹線に月涼し 文(夏・月)
六 式に疲れし花婿の母 正人(雑・恋)
七 十五年後の離婚劇つゆしらず 櫂(雑・恋)
八 夜覗きみし機織りの部屋 酸模(雑)
九 果知れぬ空に寄り添ふ二重星 まさみ(雑)
十 春節の龍銅鑼にのた打つ 遊歩(春)
十一 噴き出して火の花吹雪登り窯 森恵(春・花)
折端 チャボの一家が遊ぶ草の芽 櫂(春)
【名残の表】
初句 歴代の校長の顔夕日差す 恭子(雑)
二 生きて虜囚となるなと教え 淳子(雑)
三 逃亡の足跡を消す今朝の雪 一郎(冬)
四 夜ごと戸口に小判一両 森恵(雑)
五 刺青の馥郁として白き肌 櫂(雑・恋)
六 密林深くラフレシア咲く 遊歩(夏か雑)
七 黄金の猿の仏を拝(おろ)かみて 光枝(雑)
八 法廷に立つ愚かなる母 恭子(雑)
九 紺碧のギリシャ悲劇の幕が開く 遊歩(雑)
十 枝に高々百舌鳥の早贄 光枝(秋)
十一 とくとくと竹筒うたふ月の酒 陽子(秋・月)
十二 友尋ね来よ毬栗の道 光枝(秋)
【名残の裏】
初句 風狂の旅もそろそろ身に堪へ 遊歩(雑)
二 喜寿の祝ひの鯛は三尺 松太(雑)
三 蓬莱の空高々と鳶の舞ふ 酸模(雑)
四 海市に眠るあまたの空母 文(春)
五 うたた寝の筵の上を飛花落花 酸模(春・花)
挙句 六角凧に春一文字 一郎(春)
推敲を習得する/ネット投句句会、年4回に
ネット投句のスクーリングZOOM句会(旧・軽井沢句会)は来年2026年から年4回になります。「自分で推敲ができる人」を目指します。
日程は・2月22日(日)・5月6日(水、振替休日)・8月11日(火、山の日)・11月7日(土)。時間は午後1時30分〜3時終了。
5句投句、1座のみ。句会後の講評で推敲について重点的にお話しします。
ネット投句の会員は無料。会員以外は1回2000円。
詳しくは事務局でお問い合わせください。
11月29日、ネット投句のための句会へ
「ネット投句」投稿者のための夏冬恒例ズーム句会(軽井沢句会)を11月29日(土)に開きます。
午後1時30分から2座。投句はどちらも5句です。締切は前日28日(金)午後5時です。2時間後には投句一覧を掲載しますので、選句をお願いいたします。
躊躇せずにご参加ください。参加申し込みは「俳句的生活」お問い合せへ。
「名前をつける話」/11日2日の日経新聞
日経新聞11月2日「日曜随想」に「名前をつける話」が載っています。黒田杏子さんや夫婦の姓にかかわる話です。どうぞお読みください。
「三浦雅士展」/前橋文学館で1月25日まで
「ユリイカ」「現代思想」の編集長を務めた評論家三浦雅士さんの展覧会「夢の明るい鏡――三浦雅士と1970年代の輝き」が前橋文学館(群馬県前橋市)で開かれています。10月4日から2026年1月25日まで。
私は行けそうにありませんので、行かれた方はご感想を送ってください。
「夜の翼」40句/「俳句四季」11月号に
「夜の翼」40句、「俳句四季」(東京俳句四季出版)11月号に掲載されています。ごらんください。
軽井沢のこと、新聞のこと/信濃毎日新聞インタヴュー
すっかり忘れていました。2023年秋の新聞週間にちなんで、信濃毎日新聞の矢沢健太郎記者と米川貴啓写真部記者のインタヴューを受けたことがありました。
記事はすでに掲載されていますが、そのときの映像がYouTubeで流れています。2023年10月18日の収録です。
