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俳句的生活

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《500句》輝きと重さ ただ圧倒された 瑞木綾乃

俳句的生活 投稿日:2024年5月6日 作成者: KAI2024年5月9日

 著者の自選句集を待ち望んでいた俳句初心者であり、感想というものもおこがましいのであるが、ただただ圧倒されたことをお伝えしたいと感じてPCに向かっている。

 朝日俳壇、「四季」から著者を知り、俳句入門本にて学び、多くの著書を拝読した。著者の俳句入門本は、他のものとは「全く」違っており、論理的で、独創的で、与える力に満ち、あるものはばさばさと切り捨てる鋭利さを持っている。句集は「太陽の門」から、さかのぼる形で拝見したが、高みにある難解なものと感じた。

 今回、自選句集にて50年余りに及ぶ句業を詳細に、初々しさのあるものから触れ、五つの時代や思想を知ることができた。また、今の著者が選ぶ500句の輝きと重さは、これまでの句集にないものではと感じる。

 特に人間諷詠の時代、「俳句は日常生活や自然現象に留まらず、天災も戦争もこの世で起こるすべてが詠めなければいけない」という世界に辿り着き、大震災、沖縄、広島、福島と、失われていく記憶や、風化するものを確固たる文学として残されていることは、若い世代にとっても有難いことである。

 さらに古志の俳人が、そのような花鳥風月に留まらない伝えるべき句を生み出し続けており、鮮やかなうねりの中、著者は変わり続けながら、先陣を切って進まれて行かれるような印象を持った。

 さまざまの月みてきしがけふの月     『太陽の門』

《500句》自らの身体性を帯びたものが中心に おほずひろし

俳句的生活 投稿日:2024年4月30日 作成者: KAI2024年5月6日

『太陽の門』からつぎの3句は絶対に外せないだろう、外してほしくないと思っていたので、それがその通りになっているこの自選句集は嬉しかった。それを書いてみたい。

森閑とわが身に一つ蟻地獄
白桃や命はるかと思ひしに
西行の年まではと思ふ桜かな

ほかに残された「身体性を帯びたもの」を挙げれば。

死の種子の一つほぐるる朝寝かな(皮膚癌)
さみだれや人体青く発光す(PET検査)
いまひらく百合の射程に我はあり
摘出の一太刀浴びつ昼寝覚
病巣は石榴裂けたるごとくあり
鬼の口縫うてすさまじ手術痕
生淡々死又淡々冬木立
寸々に刻まれる身を秋の風

なぜこうした句を作者は外せないのだろうか。それは、俳句固有の方法によってほかの方法ではとらえられない作者の身体性がとらえられているからであると思われる。この俳句固有の方法は作者は長い時間をかけて追求してきたものであり、この自選句集はその証しとも成果とも言えるのではないか。

《500句》自分を俯瞰して見る冷静なもう一人の自分 木下洋子

俳句的生活 投稿日:2024年4月23日 作成者: KAI2024年4月30日

帯と一体になった表紙のブルーグレーが落ち着きがあってすてきだ。「あとがき」に、電話で出産の報を受けた父が、雪道を自転車で何度も転びながら、生まれたばかりの我が子と母になった妻のもとに駆けつけたことが書かれている。若き日の両親の喜びと我が子に対する愛情が伝わってくる。その生まれたばかりの赤ちゃんが、成長して長谷川櫂になるんだと思うと、これは自選句集プラス自分史だと思った。自筆年譜もあり、誕生から現在までの道のりがこの一冊で読み取れる。

エッセイの中に、これまでの句集を五つの時代に分けて書いてあるところがある。シンプルだが納得できる内容だ。このように自分で自分の歩みを分類するには、これまでの自分を俯瞰して見ることのできる冷静なもう一人の自分が必要だ。エッセイ全体を通して飾りのない「素」のよさを感じた。

平井照敏、飴山實に師事し、そこから自分で道を切り開いてきたことがわかる。さらに、エッセイの冒頭にある飯田龍太との交流。「私は氏の行方から、目を離さないつもりである」と句集『古志』の帯に書かれた龍太の言葉。その言葉は長谷川櫂のその後の歩みに大きな影響を与えた。そしてこれからも、龍太の言葉を心にその「行方」を示し続けることだろう。

『古志』の瑞々しさは格別だ。

 春の水とは濡れてゐるみづのこと

『太陽の門』読み返すたび、思いが深まり、確信に変わる瞬間がある。

 ひるがへり水に隠るる金魚かな

《500句》「言葉の風味」と「切れ」、そして消えいくもの 長谷川冬虹

俳句的生活 投稿日:2024年4月20日 作成者: KAI2024年4月23日

 『長谷川櫂 自選五〇〇句』の味わい方はいろいろだが、刮目すべきは、「言葉の風味」と「切れ」の問題である。「風味」という言葉は、飯田龍太による第一句集「古志」の帯文にまず登場する。「穴子裂く大吟醸は冷やしあり」の飴山實の直しに関して、著者は原句と「言葉の風味は大いに異なる」と書き、俳句は「言葉の風味を醸し出す文学であるらしい」と規定する(一七五頁)。自選五〇〇句で私たちが何より味わうべきは言葉の風味である。

 原句の「穴子裂いて」に対して、「穴子裂く」と直された句は大きく切れる。「穴子裂く」によって生まれた間、鋭い切れがつくり出す間、それが句の柄を大きくする。

 「長谷川櫂をよむ」でも私は論じたが、「大空はきのふの虹を記憶せず」も面白い句である。虹の不在を真正面からとりあげている。言葉の力によって、言葉の力だけで、不在のものを不在のままに詩足らしめている。

 あらためて繰っていくと、第一句集『古志』抄の「冬深し柱の中の濤の音」「雪空に吸はれてはまた海の音」「鷹消えて破れしままの雪の空」「遺影とは硯に映る柳かな」も、不在あるいは消えいくものを詠んでいることが興味深い。例えば「夏の闇鶴を抱へてゆくごとく」(『天球』抄)。そして「青空のはるかに夏の墓標たつ」「炎天や死者の点呼のはじまりぬ」「紅や炎天深く裂けゐたり」(『太陽の門』抄)に至る。言葉の力によって、消えいくものを在らしめ、見えないものを見る。そこに長谷川櫂の骨法がある。

《俳句の相談》なぜ「春の蝶」というのか

俳句的生活 投稿日:2024年4月15日 作成者: KAI2024年4月16日

【相談】

方丈の大庇より春の蝶     高野素十

「蝶」はそれだけで春の季語なのに、なぜ「春の蝶」という傍題があるのですか?

【回答】

この質問は問題の立て方が逆です。おそらく自由なはずの頭が何かに縛られているのです。

人間は小さいころから小学校、中学校と10年、20年と学校に通います。学校をはじめ教育(学習、勉強)機関は何のためにあるのか。学校や教育(学習、勉強)の目的は何か。

この質問をすると十中八九、知識を得るため、さらに知識を得ていい職業に就き、さらにはお金持ちになるためという答えが返ってきます。学校で身につけた知識で人より偉くなるためということです。

しかし誰でも自分の人生を振り返ってみればすぐわかるはずですが、知識というものは得れば得るほど、この世界(宇宙)は自分の知らないことばかりという厳然たる事実の前に立たされます。つまり自分がどんなに無知であるかということに気づかされます。

では教育(学習、勉強)の目的は何か。あたらめてこの問題に帰ってくるのですが、その目的はこの不思議に満ちた世界(宇宙)を前に誰もが「自分の頭で自由に考えることのできる人間」になるためです。長い間、学校に通って学ぶのは、「自分の頭で自由に考える」ための材料を提供しているにすぎません。

ところが、このことがしっかりとわかっていないと、教育(学習、勉強)を受ければ受けるほど、いろんな知識で頭ががんじがらめになってしまいます。こうして「いい子」ついには「社会の優等生」「俳句の優等生」ができあがります。

質問の趣旨は、「蝶」といえばそれだけで春の季語なのに、なぜ「春の蝶」というのかということでした。はじめに問題の立て方が逆であるといったのは、それはこの質問自体が俳句の考え方、俳人の考え方、歳時記の考え方に縛られているからです。

何も「蝶」だけの問題ではありません。俳句では「月」といえばそれだけで秋の季語ですが、「秋の月」ともいいます。これはなぜかと一度、俳人ではなくふつうの人になって考えてみてください。

「蝶」も「月」も一年中、存在します。ですから、ふつうの人は蝶は春の季語、月は秋の季語と考えません。そこで「蝶」も「月」もそれぞれの季節をかぶせて「春の蝶」「夏の蝶」「秋の蝶」「冬の蝶」、「春の月」「夏の月」「秋の月」「冬の月」というのです。このほうがふつうの感覚です。素十の句はこのようなふつうの感覚に根ざしたおおらかな句です。蝶は春の季語、月は味の季語と考えるのは歳時記を学び、歳時記の考え方に縛られている人だけです。

こう考えると「蝶」はそれだけで春の季語なのに、なぜ「春の蝶」というのかという疑問はそもそも生まれません。これで質問そのものが俳句の知識に縛られているということがわかるはずです。

俳句のさまざまな問題に向かうとき、自分の頭で自由に考えてください。そのためには「自分の頭は何かに縛られていないか」といつも気をつけておくのは大事なことです。

読売新聞「四季」のこころを語る 4月6日

俳句的生活 投稿日:2024年3月30日 作成者: KAI2024年4月6日

2004年4月1日に始まった読売新聞朝刊2面の連載コラム「四季」。この4月で連載20周年を迎えます。俳句・短歌・詩の一節など、古典から現代の作品まで俳人・長谷川櫂さんの文章が、読売新聞カメラマンが撮影した季節感あふれる写真とともに、毎日掲載されています。

今回、その連載20周年を記念して長谷川さんに「四季」連載において、作品を選ぶ時の背景や苦労などのエピソードを語っていただきます。

会場受講者には、連載を書籍化した「四季のうた」シリーズ第16集「井戸端会議の文学」(中公文庫)をプレゼントします。

なお、当日会場で4月10日発売予定の『長谷川櫂自選500句』(朔出版)を受講者に先行販売、サイン会を開きます。

オンラインで受講を希望される方は、こちらからお申し込みください。

日時 4/6 土曜日
14:00~15:30

ホームページからのお申し込みは、受講日の1日前までとなります。

受講料 会員  1回 2,750円(うち消費税額250円)
一般  1回 2,750円(うち消費税額250円)
維持費 220円
ご案内 ・Zoomミーティンを使用します。お名前と受講者側のカメラとマイクが共有されます。
・当日は15分前から入室できます。
・お客様の通信環境に伴う障害や不具合に関して当社は責任を負いかねます。
・申し込み後、自動返信メールで出席用のURLをお知らせします。 メールが届かない場合はonline@ync.ne.jpにご連絡ください。
・Zoomのソフトウエアは最新版にアップデートをお願いします。

 

また、会場と同じ3階ギャラリー(東京・大手町)では、4月2日(火)~5月10日(金)(入場無料。午前10時~午後7時。土曜日は午後5時まで。日祝日は休み)まで、「読売新聞創刊150周年記念企画~朝刊詩歌コラム『四季』連載20周年記念展」を開催します。

いどばた歌仙「飛梅」「さへずり」スタート! 近く「善哉」も

俳句的生活 投稿日:2024年3月26日 作成者: KAI2024年4月6日

誰でも参加できる「いどばた歌仙」のうちコードネーム「飛梅」と「さへずり」がはじま理ました。捌きは飛岡光枝さんと村松二本さんです。

4月14日からは木下洋子さん捌きの「いどばた歌仙」コードネーム「善哉」もはじまります。

どれも古志以外の人でも無料で参加できます。参加希望者は右の参加フォームからお知らせください。

日本近代文学館『慟哭3・11』刊行

俳句的生活 投稿日:2024年3月26日 作成者: KAI2024年4月4日

『慟哭3・11 東日本大震災 文学館からのメッセージ』(日本近代文学館編)が刊行されました。

巨大地震、大津波、放射能汚染。文学館が集めた詩人、歌人、俳人の書の集成です。青土社、2200円(税別)

『自選500句』の感想、お送りください。

俳句的生活 投稿日:2024年3月18日 作成者: KAI2024年9月18日

『長谷川櫂自選500句』の感想を右サイドの「お問い合せ」から事務局へお送りください。お名前を明記してください。選考して掲載します。

@

『長谷川櫂自選500句』が4月10日(水)に発売されました。たくさんの事前予約をいただきました。サインをして版元の朔出版からお送りしますので、しばらくお待ちください。なお今後もお申し込みいただいた方にはサインをしてお送りします。

下の予約欄に①住所、郵便番号②氏名③電話番号を明記のうえ、お申し込みください。代金+送料は請求書に同封されます。お受け取り後に振り込んでください。

@

内容は句集『古志』から『太陽の門』までの自選500句、エッセイ「封印」、青木亮人さんによる解説、自筆年譜、索引など。装丁は水戸部功さん。送料を含めて2700円の予定です。

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    「四季」20周年「X(ツイッター)」をどうぞ

    俳句的生活 投稿日:2024年3月13日 作成者: KAI2024年3月26日

    2004年4月にはじまった読売新聞コラム「四季」が20周年を迎え、3月13日朝刊に特集が掲載されました。またこの日から「四季」には「*7047回」と回数が記されています。

    4月には東京大手町の読売新聞本社で講演会、パネル展があります。

    https://x.com/YOL_culture/status/1768106141920420195?s=20

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    読売新聞「四季」から

    若楓京に在ること二日かな      川崎展宏

     京都に一泊したら、ちょうど若楓の季節だったのだ。紅葉の名所だから楓の若葉も美しい。明るい緑の若葉がきれいに晴れた青空に広がっているところなど、繊細な透かし彫りのよう。芽楓から青楓へと移る間の、ほんの十日ほどのこと。『義仲』

    いどばた歌仙のサイトへ

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      • 5月11日(日)仙台ズーム句会
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      • 5月24日(土)太宰府天満宮奉納俳句大会、講演
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      『四季のうた ウクライナの琴』
      中公文庫
      800円+税
      2025年1月刊行


      『長谷川櫂 自選五〇〇句』
      朔出版
      2200円+税
      2024年4月刊行


      『四季のうた 井戸端会議の文学』
      中公文庫
      800円+税
      2024年1月刊行


      『小林一茶』
      河出文庫
      800円+税
      2024年1月刊行


      『ふじさわびと』vol.26
      株式会社ふじさわびと
      無料配布
      2023年1月発行


      『四季のうた 雨ニモマケズ』
      中公文庫
      800円+税
      2023年1月刊行


      『和の思想』
      岩波新書
      980円+税
      2022年7月刊行


      『俳句と人間』(3刷)
      岩波新書
      860円+税
      2022年1月刊行


      100分de名著『おくのほそ道』(10刷)
      NHK出版
      1,000円+税
      2014年10月刊行


      『四季のうた 美しい日々』
      中公文庫
      800円+税
      2022年1月刊行


      句集『太陽の門』
      青磁社
      2200円+税
      2021年8月刊行


      『四季のうた 天女の雪蹴り』
      中公文庫
      800円+税
      2021年1月刊行


      大岡信『折々のうた』選 俳句(二)
      長谷川櫂 編
      岩波新書
      780円+税
      2019年12月刊行


      『四季のうた 普段着のこころ』
      中公文庫
      800円+税
      2019年12月刊行


      大岡信『折々のうた』選 俳句(一)
      長谷川櫂 編
      岩波新書
      780円+税
      2019年11月刊行


      『歌仙一永遠の一瞬』
      岡野弘彦、三浦雅士、長谷川櫂
      思潮社
      2200円+税
      2019年1月刊行


      『歌仙はすごい』
      辻原登、永田和宏、長谷川櫂
      中公新書
      880円+税
      2019年1月刊行


      『四季のうた 至福の時間』
      中公文庫
      700円+税
      2018年12月刊行


      『九月』
      青磁社
      1800円+税
      2018年8月刊行


      『Okinawa』
      Red Moon Press
      $15
      俳句 長谷川櫂
      英訳 デイヴィッド・バーレイ&田中喜美代(紫春)
      2018年5月刊行


      『俳句の誕生』(4刷)
      筑摩書房
      2300円+税
      2018年3月刊行


      『四季のうた 想像力という翼』
      中公文庫
      700円+税
      2017年12月刊行


      『芭蕉さん』
      俳句・芭蕉 絵・丸山誠司
      選句解説・長谷川櫂
      講談社
      1500円+税
      2017年3月刊行


      『震災歌集 震災句集』
      青磁社
      2000円+税
      2017年3月刊行


      『四季のうた 文字のかなたの声』
      中公文庫
      600円+税
      2016年12月刊行


      藤英樹著『長谷川櫂 200句鑑賞』
      花神社
      2500円+税
      2016年10月刊行


      『文学部で読む日本国憲法』
      ちくまプリマー新書
      780円+税
      2016年8月刊行


      『日本文学全集12』松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶
      松浦寿輝、辻原登、長谷川櫂選
      河出書房新社
      2,600円+税
      2016年6月刊行


      『四季のうた 微笑む宇宙』
      中公文庫
      700円+税
      2016年3月刊行


      『芭蕉の風雅 あるいは虚と実について』
      筑摩選書
      1,500円+税
      2015年10月刊行


      『沖縄』
      青磁社
      1,600円+税
      2015年9月刊行


      『入門 松尾芭蕉』
      長谷川櫂 監修
      別冊宝島
      680円+税
      2015年8月刊行


      『歌仙一滴の宇宙』
      岡野弘彦、三浦雅士、長谷川櫂
      思潮社
      2000円+税
      2015年2月刊行


      『吉野』
      青磁社
      1,800円+税
      2014年4月刊行
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