白雲の巻/初裏/七 再募集③
四 金沢で見し夕顔の花 松太(夏)
五 皆眠る新幹線に月涼し 文(夏・月)
六
森恵さんにはすみませんが
六からやり直します。
【付句候補】
⚪︎
△
×
赤々と溶岩流る富士の山
屋根の上また走り去る山の猿
暗闇に浮かぶ鑑真和上坐像
10秒の弾丸ゴールテープ切る
演習は挑発のやう日米韓
帝都裂く人ビル車皆墜ちぬ
その昔過激派今は貸金業
土手崩れ汁だらだらともんじゃ焼き
灰燼に瓦礫に何を探す子ら
啄木を愛す中国少女来て
風のごと鴎の群れの舞ひ降りて
命日に星めぐりの詩を歌う
耳ふさぎ命の叫び怖れ聴く
わが生の最初の記憶ありありと
かりゆしの神々踊る三線に
