虎落笛の巻/名表/八 再募集①
五 たこ焼きも焼きそばも皆値上げして 尾燈子(雑)
六 誰が隠したか米蔵の米 恭子(雑)
七 夏の月素知らぬ顔で俳句よむ 櫂(夏・月)
八
再募集。
薄っぺら、不要。
【付句候補】
○
△
×
無職になりてしたい放題
汚れ仕事は部下に任せて
昼は堂島しきる顔役
四世代一家食卓の長
女たらしのやまひ百年
十四年目の東電無罪
正体明かしし彼の活動家
愚かに辿る言葉の上辺
見て見ぬふりの樹木伐採
吉良の役柄ハマる悪相
母の死秘めて年金暮し
朝夕唱ふ般若心経
母の死隠し詐取す年金
出かける時は日傘欠かさず
恋多かりし尼の自叙伝
ナチスの旗に反故包み捨て