虎落笛の巻/名表/八
五 たこ焼きも焼きそばも皆値上げして 尾燈子(雑)
六 誰が隠したか米蔵の米 恭子(雑)
七 夏の月素知らぬ顔で俳句よむ 櫂(夏・月)
八
七は
そんな悪者があなたのそばにいる
もしかすると
あなたかも、という句。
この人物の描写を。
話のつづきは要りません。
再募集。
【付句候補】
○
△
×
隣のへやの睦みあふ声
川面に映える原爆ドーム
このごろ気になる高脂血症
夢ものがたりか核なき世界
昼寝の夢に愛人の顔
鼠花火に驚かされて
何者にでもなれる玉虫
思ひ一分も言へずもどかし
喜寿の祝ひに川床涼み
襲名披露の口跡涼やか
定年過ぎてノンポリ暮らし
瓜の花咲き余命半年
ロケで来たりて猿沢の池
愚直さだけが取り得だったが
はや回りたる久々の酒