春着の海の巻/初裏/六_再募集②
三 親も鬼そのまた親も鬼なりき 櫂(雑)
四 閨に残りし翡翠の簪 善子(雑・恋)
五 明烏啼くしらじらと雪の空 まき(冬)
六
ばかばかしく大げさな句並ぶ。
再募集。
前句が読めていないのでは?
【付句候補】
・◯
・△
鎮火の跡に立ちつくす影(まさみ)
・●
手は悴みて軍隊はゆく
軍靴のはねる泥の激しき
クレーンで吊る大間のまぐろ
木片立てて三毛猫の墓
家出決行汽車に飛び乗る
ムショに入りて一日が過ぐ
軍靴で汚す首相官邸
海猿乗せてヘリコプター発つ
荒き息吐き脱走兵走る
牧羊犬が草原駆ける
荒瀬下り来る羆の親子
国境付近に大捜査網
逃亡者さがすシェパード二頭
神技のごと寒漉の翁
狂つたやうに半鐘の鐘
押つ取り刀の強制送還
梁から垂れる消火器の泡
本命揺るがぬ見事な調教