春着の海の巻/初裏/四_再募集④
【初裏】
初句 秋澄むや高く売れたる裏の山 ひろし(秋)
ニ ものの五分の押し入り強盗 文(雑)
三 親も鬼そのまた親も鬼なりき 櫂(雑)
四 閨に残りし翡翠の簪 善子(雑・恋)
うまいですね。
ちなみに
私の懐案は「髪長々と俯して泣く」
これよりはるかにいい。
次へ。
【付句候補】
・◯
閨に残りし翡翠の簪
・△
・●
パジャマ代はりのシャネルの五番
得意料理はきりたんぽ鍋
誰を待つやら木漏れ日の中
兵士ら歌ふ祖国の乙女
いつしか野獣に惹かるるこころ
うぶな舞妓のお披露目愛し
氷の微笑こぼす冬薔薇
一目見るなり心奪われ
春琴生きし加助の眼裏
真夏の海に光るサングラス
移り香高き羅いだく
何と言ふとも虚子の白牡丹
卒塔婆小町の恋燃えしころ
献上されし哀れや西施
国滅ぼせし西施のひそみ
薔薇の吐息の献上の姫
瞳涼しきブブカの乙女
絶世の美女は昨日まで男