なにもかも春の巻/初表/四_再募集
発句 今日何も彼もなにもかも春らしく 稲畑汀子(春)
脇 選句四万みな麗らかに 一郎(春)
第三 奴凧天下睨みて昇りゆく まき(春)
四
なぜか
前句に引きずられている句多し。
◯の3句は句がだめ。
世界のどこかで起きていることを
描く。
再募集。
【付句候補】
・☆
・◯
太平洋行く咸臨丸(酸模)
かの国がまた打ち上げし弾道弾(尾燈子)
欲にまみれし黒き国境(一郎)
・●
生れ乍らの千両役者
親の後ろで遊ぶうり坊
天空の龍と戯れる鳳
大金抱へ雲隠れして
人新世の次栄えしは
美男役者の隈取り華やか
喰ひにそつなき釣堀の鮒
兄と揃ひの肥後守古り
頬ふくらませたんぽぽ吹く子
高々と舞ふ若冲の鶏
都市復興のたのもしき景
チャイナタウンでほほばる豚まん
野に悠然と小便の僧
侵攻なければ豊穣の大地
おはこの見栄にやんやの喝采
長屋に響く納豆売る声
手に汗握る合戦絵巻